4.5畳のゲーム事情
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/98/e8/10010834082_s.jpg?caw=800)
夏子と「最近のゲームってすごいよね~」という話になって、
年末にゆっくり遊ぼうということになり、俺の同僚から前年
プレイステーション2の『ドラゴンクエスト8』を借りました。
俺 「モンスターが強すぎる……。急いで先に進みすぎたなあ」
夏子 「……ちょっと。どこまで進んだのよ」
俺 「えーと……」
夏子 「ああああ!! やっぱり言わないで!!」
俺 「あ、そう」
夏子 「っていうかさ……」
俺 「なに?」
夏子 「夏子より先に進まないでよ」
俺 「は?」
夏子 「夏子よりも先にストーリー進めないで」
俺 「あ、あのさ、言ってる事おかしくない?」
夏子 「おかしくない」
俺 「……(´Д`)」
夏子 「こんな狭い部屋でゲームやられたら、ストーリー丸見えじゃない」
俺 「で、でもここでやるしかないし……」
夏子 「まだ読んでない人の前で、推理小説を朗読しているようなもんよ」
俺 「……(´Д`)」
夏子 「それに、音が気になるからイヤフォンつけて」
俺 「……はい(´Д`)」
夏子 「夏子はまだ“ライドンの塔”なの。それより先に進まないで」
俺 「……オレ、そこまで進んでませんが」
夏子 「……」
俺 「……(´Д`)」
夏子 「タラタラ寄り道してるんでしょう?」
俺 「いや、結構急いで進んだんだけど……」
夏子 「モンスター出ても逃げればいいのよ」
俺 「う、うん」
夏子「薬草ちゃんと持ってるの? 最低8個は持ちなさい」
俺 「オレのペースで遊ばせてくれ」
夏子 「馬になったお姫様の泉に行った?」
俺 「……そのネタバレきっついわー(´Д`)」
夏子 「ラーミアのイベントになった?」
俺 「……もう何もしゃべらないで(´Д`)」
夏子 「狭い部屋なんだからネタバレ仕方ないでしょう!?」
俺 「……もうさ」
夏子 「ん?」
俺 「夏子がクリアして、あとでストーリー教えて(´Д`)」
●『4.5畳の恋人。』について