ありえない話で盛り上がる
俺 「夏子ってさぁー、本当にスピッツが好きだよね」
夏子 「好き好き。昔からずっと好き」
俺 「仕事しながら聴いてるしね」
夏子 「うん、結構、ノリに乗れるから仕事も進むのよね」
俺 「もしだけどさ……」
夏子 「うん」
俺 「スピッツのボーカルが夏子と付き合いたいって言ったらどうする?」
夏子 「……う~ん、ちょっと考える時間くれる?」
俺 「は?」
夏子 「難しい問題だから考えたい」
俺 「……いや、その」
夏子 「……勇太郎がいるから付き合わないって言ってほしいの?」
俺 「言ってほしいっていうか……(´Д`)」
夏子 「夏子に嘘つけっていうの!!!!!!?????????」
俺 「……」
夏子 「夏子、嘘つけないの知ってるでしょ?」
俺 「アイス食ったのに食ってないって平気で嘘つくじゃん」
夏子 「へりくつはいいの!!」
俺 「……(´Д`)」
……しばらく経って。
夏子 「付き合う人決めた」
俺 「……」
夏子 「勇太郎と付き合う」
俺 「お、おおおお……良かった」
夏子 「でも、草野マサムネに誘われたらミラクルが起きるかも」
※草野マサムネ=スピッツのボーカル
俺 「……(´Д`)」
ありえない話で
一喜一憂するバカップルでした。
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