前回は、「何かを得るには為たゆまぬ努力を伴った進化か思い切った損切りかの判断を、

過去にすがる事なく絶えず行い、いまをより良く生きる奴が理想を得る」という事を長々と述べて、導入に、「一見、猿から人への進化ほど激しい進化じゃないけど、実際は人から釈迦になるくらい外に見えないだけで激しい進化であるから知ればいい。」こんな感じのことを記した。

 

随分と待たせたが、入っていこう!!

 

一ヶ月と一週間

 

・目が開くようになる

・表情の陰影が濃くなる

・体温が落ち着く(36度後半)

 

これらの効能は体中の毒が抜ける事で、頭部の中枢(髄液)の解毒がしっかりと進んだという事の証明となる。そうして、頭部の末端である皮膚への解毒が進み顔のむくみが取れる。激しい解毒の段階より細部の解毒の段階である為に体温は安定している。

 

一ヶ月と二週間

 

・髪がしっかりとし、かつ柔らかくなる

・目の乾燥がなくなる(常に目を見開ける)

・肌のフォルムが進化する

 

末端の解毒が済み、栄養の補充が体液のメインとなる。血液に毒が少なければ、多くの栄養を排泄で失うこともなくなる。血液が栄養をしっかりと補充できている証明となるだろう。不要物がすぐ選り分けられるようになり、トイレが近くなる事がデメリットか....

 

一ヶ月と二週間

 

・気負いが完全に消える

・正常な集中力が回復する

・恋愛市場に踏み入れる

 

この時点で、自分のあるべき姿を取り戻し自身の姿に満足を覚える。そうして、ふと他人と自身を比べるとその大抵を圧倒的に出し抜いている事に気がつく。それにより、身体の危険に対する警戒に当てられていた意識が自由となり、人としての強さを得るのである。それは、思考を放棄しうる余裕と自信が産む相対的な精神の自由である。

 

二ヶ月

 

・変化がなく安定する

・行動がシンプルになる

・口数が減る

 

良い方向の変化に慣れ、それが自分のスタイルとして定着する。そして、行動に対しての思考が減り、行動にかける意思が減る。よって、「めんどくさい」、「ダルい」と考える前にサッと終わらせられる。また、思考のスケールが相対的に大きくなった為に、問題や仕事を一連の動作で並行し一括して解決する様になる。

 

また、一つアドバイスだ。

 

この一連の動作による解決はこの領域から考えうる様になるという事だ。言い換えれば、はたから見れば意味のない事をしている様に見られる事である。これらの兆候は、俗に天才と言われる人たちが好み用いる解決の手段という事もあり、精神の成熟無しには精神的な異常を抱かれることが多い。だからこそ、天才と呼ばれる人たちは孤高となってしまうのだ。

 

だがこちらには安定した自信と余裕がある。彼らの卓越した才能は非難や隔離の対象と暗になされているのだが、そこに手を差し伸べ手を取り合うことができる事こそが余裕を持つ人だけの特権なのであろう。溶岩溢れる中に眠る鉱脈へと突き進むのは、いつだって勇気がある人だ。身の回りにある何かに隠れた鉱脈を見出すのは、いつだって賢い人だ。

 

隠されたこの知性(合理性)に対する賞賛こそを彼らはただ待ち続けている。

 

次回は、

 

「ファック・フォー・ザ・フューチャー#3」続く...