突然だが、きっと誰しもに両親はいるだろう。

個人ごとに多少の差があれど、現代まで続く血脈を侮ってはいけない。

何か光るものがあるから生殖し生き残っているのだ。

 

よって、大抵の非モテ達に健康と自信があれば足りると考えている。

ただ、健康である状態が分からなければどんどんと快楽に陥ってしまう他無い。

見ればわかる、弱者はいつだって結果が先立つ事でしか動く事もままならないのだ。

 

ただし知っているだけでは意味がない。

結局は自分で地道に努力する事でしか自分は変えられないのだから。

 

ならばゆこう!!!

まず、最初の一ヶ月間だ。おな猿か正常かで違うのだが、とりあえずおな猿を基準とし考える。

 

第1週

・身体が重くなくなる

・少し目が開く

・呼吸が少し深くなる

 

これらの効果は、血液が循環し始めた証拠である。

栄養を全部精液の産生に持っていかれているために、

不要物まみれとなった血液の使い回しが全身に巡っているという状態だ。

当然、血液には体の浄化作用なんてものはほぼ無い。(汚れが飽和している為)

 

第二週

・強烈な性欲に襲われる

・変に勢いがつく(群れたいという思いや挙動不審に拍車がかかる)

・夢精が始まる(夢精後は三日ほどで精液が補充される)

 

ここでは、夢精をリセットとしない。

なぜなら、栄養がない状態に無理に作られた奇形である精子が

正常な栄養に溢れる生き生きとした精子に取って代わられる為である。

奇形となったものに栄養が注がれない様に、

粗悪な精子の自然分解を待つ事なく、強制的にそれは排出がなされる。

朝に現れる謎の紋章は漢の勲章なのだ、誇ろう。

 

第三週

・穏やかな性欲を覚える(激しくない為に本人の挙動不審さが薄れる)

・不用意に笑わなくなる(生物的に保身をする程弱くは無くなったという証明)

・少しだけ体温が高くなる

 

ここで、精子の一旦の補充が終了し熟成の段階へと突入していく。

熟成は産生に比べ時間をかける必要があり、時間ごとの栄養の必要量も上限がある。

つまり、体液の産生に向く栄養の余裕が出てくるというわけだ。

そうして、血液が作用を取り戻し、非モテホルモンが排泄されるというわけだ。

 

一ヶ月

 

・燃える様に体が熱くなる(血液の排毒に伴う化学変化の熱が原因である)

・食が細くなる

・毛穴が締まる

・不眠症が治る(自身の生物的な異常に対する慢性的な緊張が原因解消にて落ち着いた為)

 

血液の産生が本格化し、解毒・排泄のサイクルが加速する。

風邪の感冒症状を体に覚えるが、正しい事なので安心して大丈夫。

また、消化の労力と体内の栄養量を体が判断し、適切な量で済む様になる。

(精液・脳髄液が満たされている事により、それの不足による死の危険がないからである)

 

ここまでで人の正常な機能の回復までを記したが、

三ヶ月目まではまた違う効果が見られる。

 

せっかくなので、次回からは正常の先を考えていこう。

 

次回は、

 

「ファック・フォー・ザ・フューチャー#1」  続く...