妄想通信より最新の妄想ニュースをお伝えします。

 

サイバーパンクとスチームパンクの対立が日に日に激しさを増しており、警察庁は抗争に巻き込まれないようにと注意喚起を行っています。連日の戦闘では両勢力の攻撃が空回りし、対立が長引く一因となっています。スチームパンク勢が用いている蒸気機関は効率が悪く、サイバーパンク勢に対して決定的なダメージを与えられていない状況にあり、石炭の煙による周辺住民の健康被害の方にむしろ注目が集まっていると言えます。対するサイバーパンク勢はEMP兵器を多用していますが、スチームパンク勢が電子機器をほとんど使用していないため、的確な攻撃には至っていません。電磁パルスによる周辺地域の電化製品への被害が多数報告されているという状況です。この膠着状態を打破するため、スチームパンク勢は蒸気機関駆動の拳銃を戦闘に投入する計画を発表しました。サイバーパンク勢もレーザー砲を配備する予定だということで、今後ますます戦闘が激化すると予想されます。これから夏祭りシーズンに入る日本列島では、各地の夏祭りがサイパーパンク勢とスチームパンク勢に乗っ取られることでしょう。

 

※これはフィクションです。