妄想通信より最新の妄想ニュースをお伝えします。

我々はタイムマシン開発に携わる重要人物との接触に成功しました。以下はそのインタビューの模様です。

Q タイムマシンの開発はどの段階まで来ているのですか?

A タイムマシンは既に完成しています。いや正確には、完成する前に妨害されると言った方がよいでしょうか。

Q ・・と言うと?

A タイムマシンが世に出るたびに世界が大混乱に陥ります。だからその恐ろしさを知った未来人たちは、過去へ戻ってタイムマシンの完成を全力で阻止するのです。それが今まで何度か繰り返されていて、これからも続くでしょう。当然のことですが、文明が進めばタイムマシンをつくるのがより簡単になってきます。なので今後はさらにこのサイクルが短くなっていくでしょうね。

Q 未来人が干渉すれば、現代人が気づくのではないですか?

A 現代人が気づいてしまうと、人というものは口が軽いですからあっという間に世間に広まってしまいます。そうすると当然、期待に胸を膨らませた世界中の科学者たちがタイムマシンの開発に着手し、手が付けられなくなるわけです。それで結局タイムマシンが完成してしまい、再び世界が混乱します。そこでまた過去へ・・というふうに、常に歴史が修正され続けているのです。

Q パラドックスのようなことは起こらないのですか?

A おそらく起こっているんだとは思いますが、当事者たちが気づかないうちにいつの間にかつじつまが合わされているのです。私にもなぜだか分かりません。

Q あなたはなぜこのような情報を知っているのですか?

A これから自分を殺しに行くからです。

Q えっ?!でもそれじゃあ、我々に情報漏らしたりなんかしたらダメじゃないですか!世間に広まったらまずいんでしょう?

A あなたの言うことなんて誰が信じます?笑

※これはフィクションです。