妄想通信より最新の妄想ニュースをお伝えします。

J○東日本は首都圏の各線で、朝晩のラッシュ時に男性専用車両を導入することを決めました。痴漢の冤罪防止が主な目的で、早ければ年内にも導入される見通しだということです。しかし、女性専用車同様に法的拘束力はないため、効果を疑問視する声も出ています。また今回の男性専用車両導入決定を受けて、「これまであやふやにしてきた性同一性障害の位置づけを今こそはっきりさせるべきだ」などといった意見も多数寄せられており、一部では中性専用車両を要求する声も出てきているということです。これに便乗するかたちで、子供専用車両・大人専用車両・中2病患者専用車両・腐女子専用車両・処女専用車両・童貞専用車両・田舎ヤンキー専用車両・もやしっ子専用車両・デブ専用車両・マッチョ専用車両・チビ専用車両・ノッポ専用車両・イケメン美女専用車両・ブサイク専用車両など、様々な分野で車両分化の要求が乱発しており、「もう一車両につき一人でいいじゃん」という意見さえ出てきています。この動きに対して経済産業省と環境省はそれぞれ次のように述べ、一連の騒動を痛烈に批判しました。「『一車両につき一人』を実行すれば、車両建造のコスト増・通勤時間の拡大およびそれに伴う通勤圏の縮小・道路交通への影響など、様々な面で日本の競争力を著しく損ねる恐れがあり、経済損失は計り知れない。」「これは低炭素社会への反逆であり、車両分化を要求する人物は人類の敵として粛清されるべきである。」

※これはフィクションです。