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 福島第1原発1号機から放射性物質が飛散するのを防ぐため、東京電力は28日、原子炉建屋をすっぽり覆うカバーの設置に向けた作業を現地で始めた。鉄骨構造に、樹脂加工したポリエステル製シートを張った屋根と壁を備える。同日は作業に使う大型クレーンを移動させた。今後、瓦礫(がれき)撤去や基礎工事などを進める。地震の揺れや風速25メートルにも耐えられる設計で、9月末までの完成を目指す。

 1号機は水素爆発で建屋が激しく損傷。屋根、壁の穴から放射性物質を含む水蒸気や粉塵(ふんじん)が飛散したり、雨水が建屋に入って新たな汚染水となったりする懸念がある。

 作業員の被曝(ひばく)を減らすため、福島県いわき市内の東電関連施設で、あらかじめ約60個のパーツを組み立て、7月上旬に第1原発に搬入、大型クレーンではめ込む工法。大きさは南北約47メートル、東西約42メートル、高さ約54メートルになる。

 また、東電は28日、高濃度汚染水を浄化し、原子炉を冷やすため炉心に入れる「循環注水冷却」を再開し、1~3号機原子炉に浄化した水を注入した。浄化水をタンクから原子炉に送るホースの接続部で27日夕に水漏れが発生、開始後約1時間半で中断していた。

 6号機タービン建屋の低濃度汚染水を移送している仮設タンクでは、漏水が判明。水位計の役割を果たすビニールホースをタンクに固定していた粘着テープがはがれ、ホースが倒れたのが原因で、約15トン漏れた。東電は「粘着力がなくなったのが原因」とした。

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<北陸電>脱原発「株価が下がる」 株主総会で社長
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脱原発を訴えるチラシを配る女性(左)=富山市牛島町の北陸電力本店前で2011年6月28日午前10時6分、宮嶋梓帆撮影
 北陸電力の株主総会が28日午前、富山市の本店で開かれた。一部の株主は事前に志賀原発(石川県志賀町)の廃炉などを求める質問書を提出。北陸電側は「原子力発電は引き続き重要なエネルギー」とし、久和進社長は「(脱原発は)株価が下がる」と話した。

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 総会では、松岡幸雄副社長が事前の質問への回答で、志賀原発の再開時期について「申し上げる段階ではない」とし、「太陽光発電などはコストが割高。原子力発電は環境保護など総合的な観点から必要なエネルギー」と説明。また、株価が下がっていることについての質問に、久和社長は「福島原発の問題に伴って原発や電力事業者に対する信頼が揺らいだ結果が反映した」とし、「原発の安全性と信頼性を高め、安定供給に努めることが株価の上昇につながる。原発を止めれば株価が大きく下がる可能性が高い」と回答した。

 質問書を提出したのは、原発に反対する北陸電の株主ら20人でつくる「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」。同会は90年の株主総会から毎回、脱原発などを求める質問書を提出している。【衛藤達生、宮嶋梓帆】


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韓国の富豪、「核恐怖」で自宅に地下シェルター
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1、トラウムハウス5団地の全景 2、核爆弾時に備え、二重に設置されたドア。 3、避難施設の内部(写真=中央フォト)。
ソウルには核避難施設を完備した民間住宅がある。原子力爆弾を落とされても2カ月間過ごせる施設だ。一方で、最近では数千万ウォンを超える放射線監視機器を購入する一般人も増えている。一部の富裕層の話だ。福島原発事故や北朝鮮の度重なる核脅威で、核に対する漠然とした恐怖が広がって描かれた風俗図だ。

ソウル瑞草洞(ソチョドン)の最高級住宅地には、核避難用の地下シェルターがある。200人ほどの入居者が、2カ月間、核兵器を避けて生活することができる規模だという。シェルターは入居者だけが利用可能だ。シェルターのドアは強化コンクリートが塗り重ねてあり、重さだけで1トンを超える。壁の厚みも80センチと、一般的な壁の4倍以上だ。シェルターのドアがぶ厚い理由は、核爆発による熱風と圧力を遮断するためだ。132平方メートル程度の内部には、3段式簡易ベッドが約20ほど、トイレは2間、食料倉庫などがある。電気の供給が中断する事態を想定し、自家発電機も用意してある。壁のあちこちには、放射能汚染物質と核塵などをふるい落とすフィルターと換気施設が備えられている。地下と1階の間には、ゴムと鋼鉄で作られた特殊施設がある。マグニチュード7以上の強い地震や核爆弾のような外部からの強い衝撃にも建物が揺れたり壊れたりしないように耐震設計が施されている。

株式会社トラウムハウスの関係筋は「2003年の分譲当時、戦争を経験した60代以上の壮年層から人気を集めた」とし、「入居者はプライバシーが露出することを極度に嫌がり、最近は内部を公開したがらない」と話した。この住宅は、部外者の出入りを厳しく統制し、内部にもセキュリティーカードがなければ移動できないようになっている。付近の不動産業界関係者は「非常に高価なため、物件自体があまりないが、時価を問い合わせる人はいる」とし「お金があるからといって入居できるようなところではない」と話している。この住宅は、2003年に完工し、専用面積は273.6平方メートル、公示地価は50億8800万(約3億8000万円)ウォンで、取引価格は150億ウォン(約11億1200万円)台になる。

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