YBBL1回戦 vs. お三の宮ヤングスターズ | フォースターズ

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2013年4月6日(土)
~深谷通信隊グラウンド~

☆YBBL杯1回戦
フォースターズVSお三の宮ヤングスターズ

●FS4―5YS○

待ちに待った今年度チームの初陣は、新主将・ツヨシが右肩の不安で欠場。4番をコウタが務め、マウンドには背番号1・イブキ。開幕ゲームを白星で飾り、勢いに乗りたいところだが…。

〈先発メンバー〉
①三塁 ハルヤ
②捕手 レン
③投手 イブキ
④中堅 コウタ
⑤遊撃 シュン
⑥一塁 タイガ
⑦左翼 テラマ
⑧右翼 ヒロト
⑨二塁 ケンシロウ

《1回表(無失点)》
①投手ライナー ②遊撃ゴロ ③三塁ゴロ

鋭いライナーを捌いたイブキ、シュンとハルヤの危なげない打球処理。内野陣の落ち着いたプレーはやはり、豊富な経験の賜物か。浮き足立ってしまいがちな、遠征ゲームの初回の守りを3人で片付けた。

《1回裏(3得点)》
①ハルヤ 三振
②レン  捕失策
③イブキ 死球
④コウタ 二塁強襲先制適時安打(1点)
⑤シュン 右中間2点適時三塁打(2点)
⑥タイガ 遊撃ゴロ
・シュン 走塁死

相手の不安定な立ち上がりから生まれたチャンスで、中軸が機能し3点を先取。より鋭くなったスイングで、不運な故障から復帰したコウタと、得意の右打ちと勝負強さに磨きのかかったシュンは、今年の打線の看板打者。

《2回表(無失点)》
④三塁フライ ⑤四球 ⑥遊撃ライナー・飛び出した一塁走者を、シュンが刺殺

初回に続き、三遊間の守備が光る。安打性の打球を好捕し、重殺を奪ったシュンは、「相手打者のファウルを見て、自己判断で守備位置を右に寄せていた」と驚きの証言。選手達は、想像よりも高いレベルで野球をしているのかもしれない。

《2回裏(無得点)》
⑦テラマ 三振
⑧ヒロト 三塁ゴロ
⑨ケンシロウ 三振

彼らの当面の課題は、打席で3球とも勝負できる強い気持ち。個人的に、このチームの下位打者は、能力の劣る選手ではないと思っており、ハルヤやレンの得点圏での高い集中力を生かすためにも、その役割はより重要なものになってくる。

《3回表(無失点)》
⑦三塁ゴロ ⑧右前安打 ⑨三塁ゴロ ①中堅フライ

再三の守備機会で落ち着いた打球処理を見せたハルヤと、苦手の低いハーフライナーを最高のスタートで抑えたコウタ。送球が浮いたヒロトもしっかりと腕が振れており、各々の成長の跡に人知れず感動したイニング。

《3回裏(無得点)》
①ハルヤ 投手ゴロ
②レン 右翼フライ
③イブキ 二塁ゴロ

この試合、4打席で計20球を投げさせた相手2番打者が注目されたが、レンも18球を投げさせる働きでチームに貢献。代えの利かない繋ぎ役の凄さや有り難みは、スコアブックを見るとより実感させられる。

《4回表(1失点)》
②二塁内野安打 ③三塁ゴロ ④左翼犠牲フライ(1点) ⑤三振

アウトこそ奪えなかったものの、ケンシロウが素晴らしい二塁守備でAチームデビュー。練習中の姿からは想像も付かない丁寧な捕球と送球を見るに、本番に強いタイプかもしれない。…などと考えていると、ここ数日徹底していたはずの、アウトカウント確認を全員が怠り1失点。

《4回裏(無得点)》
④コウタ 三振
⑤シュン 四球
⑥タイガ 投手ゴロ
⑦テラマ 三振

初回以来の好機を迎えるも無得点。この日、攻守で悔しい思いをしたテラマは、ここ数週間で一番上達した選手。敏捷性は一級品、チーム浮沈の鍵を握る男として、誰もが期待しているだけに、失敗を糧に奮起して欲しいところ。

《5回表(無失点)》
⑥三振 ⑦左前安打 ⑧遊撃ゴロ・三塁走者をシュンが本塁で刺殺 ⑨三振

5回まで1失点、3奪三振で投球数65。走者を背負いながらの落ち着いた投球は、エース・イブキの真骨頂。理想的な内容で凡打の山を築き、序盤戦の優勢を演出した『開幕投手』に、やはり援護点が欲しかった…。

《5回裏》
⑧ヒロト 中前安打
※秘密兵器・リョウヘイを代打で起用
・ヒロト 盗塁死
⑨リョウヘイ 二塁ゴロ
①ハルヤ 左翼越え三塁打
②レン 遊撃ゴロ

いつになく積極的な打撃で結果を残したヒロト、力強い打球を転がしたリョウヘイ、秘めたパンチ力と好走塁で三塁を陥れたハルヤ。一人ひとりについては、手放しで褒めてあげたいところだが、チグハグな攻撃での無得点が、結果的に重く響いた。

《6回表(3失点)》
※期待の成長株・タツヒロが二塁手で出場

①左翼ライナー ②左前安打 ③右前適時安打(1点) ④中前安打 ⑤左前適時安打(2点) ⑥中前安打 ⑦三振 ⑧遊撃ゴロ

タツヒロの姿勢と集中力に感心しているうちに、気付けばとんでもないことになっていたこの回。エースの力量を計り、終盤に勝負を仕掛けてきた相手を誉めるしかなく、よく3点で済んだというのが正直な感想。好守や不運な安打も複数あり、選手達は責められない。イブキは100球で降板も、最終回にバットで意地を見せた。

《6回裏(無得点)》
③イブキ 遊撃ゴロ
④コウタ 三振
⑤シュン 二塁エラー
⑥タイガ 三振

二死からの走者が三塁まで進むも無得点。得点圏での打席が多くなる大砲・タイガには、チャンスを楽しめるポジティブな選手になってもらいたい。試合に懸ける強い意気込みが感じられたコウタは、この日の結果に落ち込まないで欲しい。三振は強打者の宿命。全力プレーの4打席、個人的にとても楽しませてもらった。

《7回表(1失点)》
※寡黙な仕事人・シュンが登板、イブキがマスクを被り、レンが遊撃に回るシート変更

⑨中前安打 ①一塁フライ ②三振 ③右前適時安打(1点) ④左前安打 ⑤三振

シュンはブルペンから力強い投球を見せ、捕手のイブキも「構えた所にボールがきた」と賞賛する程の絶好調。打たれた失点ではないものの、バックを責めるほどの守備もなく、改めて野球の難しさを感じた。終盤での追加点は重くのし掛かる…

《7回裏(1得点)》
※代打でツヨシが登場、肩の不調で待機していた、新主将のバットに期待がかかる
⑦ツヨシ 遊撃ゴロ
⑧ヒロト 左前安打
※咋季Cチーム躍進の立役者、ケイゴが代打で待望の出場
⑨ケイゴ 遊撃悪送球
①ハルヤ 左翼フライ
②レン  四球
③イブキ 中前適時安打(1点)
④コウタ 三振


ヒロトは2本目の安打で、大きな自信をつけてくれたはず。反撃をお膳立てしたケイゴは走塁も素晴らしかった。ハルヤの大飛球は紙一重。レンが選球眼で中軸に繋ぎ、イブキの負けん気で1点差。惜しくも及ばなかったものの、最後まで諦めずに戦い抜いてくれたことを嬉しく思う。ツヨシは無理せず完治を目指し、全快後に大暴れを見せて欲しい。




お疲れ様でした。

この甘い甘い視点からの『敗戦処理』、決して建て前ではないものの、本音ばかりでもなく…。

試合後のミーティングで皆様が指摘したのと同じく、『こんなものか?』というのが正直な感想です。

きっと言葉にしなくても、選手達は理解していると思いますので、今後の躍進に期待しましょう。

最後に。

出れなかったユウタ、来れなかったコウキを含む新5年生の力は、やはり今年のチームに不可欠であると実感しました。

個人的に彼らも含めた2つの学年で『黄金世代』と思っているので、持ち前の明るさをもっともっと押し出して欲しいなと思います。

精神的に大きな支えになっていた、新中学生が抜けた不安も改めて実感しましたが…。

まずは新しいチームでの初勝利を目指し、前を見据えて頑張っていきましょう。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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O崎コーチより戦評を頂きました。
ありがとうございました。