2012年11月3日(祝土)
~港南台南公園野球場~
☆バーズ杯争奪戦3回戦☆
フォースターズVS相武山クラブ
●FS9―10S○
先攻・フォースターズの先発は背番号6・イブキ。昨年度末、寒空の下で白熱の完投負けを喫した相手への雪辱を誓う。
《1回表(5得点)》
①ハルヤ 左前安打
②レン 四球
③ツヨシ 投前バント安打
④リョウ 投野選(ハルヤ生還)
・暴投(レン生還)
⑤コウタ 四球
⑥イブキ 四球(ツヨシ生還)
⑦シュンシュン 中前2点適時打(リョウ、コウタ生還)
⑧サトシュン 三振
⑨トモヤ 三振
①ハルヤ 四球
②レン 遊直
ハルヤが快打で突破口を開き、相手投手の制球難に乗じて、大量5点を先制。不振を極めた大砲・シュンシュンのバットから適時打が飛び出すなど、ベンチのムードは最高潮。気分屋の2人の笑顔は、やはり最高の戦力。レンの安打性の打球がもし抜けていれば…。
《1回裏(8失点)》
①四球
②三振
③中飛
④中越え適時三塁打(1点)
⑤四球
⑥左適時二塁打(2点)
⑦四球
⑧左適時二塁打(2点)
⑨四球
※投手サトシュン、三塁リョウ、遊撃イブキにシート変更。
①四球
②死球(1点)
③二塁前適時内野安打(2点)
④三塁ゴロ
まさかの大炎上でイブキが無念のKO。球離れが早く、強力・相武山打線の猛攻を食い止めることが出来なかった。病み上がりの体調を同情されるのは、負けず嫌いの彼にとって一番悔しいはず。個人的に、彼の投球のファンでもあるだけに、もっともっと大きな投手になって欲しいと思う。
《2回表(無得点)》
③ツヨシ 中前安打
④リョウ 二塁ゴロ
・リョウ 盗塁死
⑤コウタ 三振
好調を持続するツヨシが早くも2安打。しかし大量失点による焦り、落ち込みは顕著で、結果的にチグハグな攻撃に終わる。頭ひとつ抜けた身体能力を持つリョウの盗塁死を見て、チーム単位での走塁改革が急務であることを再認識させられた。
《2回裏(1失点)》
※右翼・トモヤ→テラマ
⑤三塁ゴロ
⑥四球
⑦左前安打
⑧四球
⑨投手前スクイズ(1点)
①左飛
・左翼・ハルヤが好返球で三塁走者を補殺。
失点こそ喫したものの、サトシュンの安定感は群を抜いている。勝負度胸があり、素顔は表情豊かな少年であるだけに…。欲を言えば、マウンドで躍動し、チームを鼓舞する姿を見たい。送球難を克服したハルヤの右肩は今やチームの宝。ここ数試合、何度もチームを窮地から救っている。途中交代のトモヤは不思議な野球センスの持ち主。このままで終わって欲しくはない。
《3回表(1得点)》
⑥イブキ 右前安打
・イブキ 右翼手の失策で2塁を奪う。
⑦シュンシュン 一邪飛
⑧サトシュン 中前適時打(イブキ生還)
※代打の切り札・タイガ登場
⑨タイガ 遊ゴロ併殺
イブキが執念を見せ、サトシュンの3試合連続適時打で生還。なかなか打線に加われないテラマだが、真摯な姿勢と強い気持ちを持っている、活躍する姿を見たい選手の一人。最高のアピール方法を見つけて欲しい。タイガの併殺打は紙一重。徐々に気持ちの変化を感じてはいるものの…。今回は凡退した彼に何も言わない、自分の罪の重さを痛感した。
《3回裏(1失点)》
※投手リョウ、三塁サトシュンに変更。右翼に入ったサエは、今大会初参加。
②死球
③一塁ゴロ
④左中間適時二塁打(1点)
⑤左前安打
⑥死球
⑦遊撃ゴロ
⑧投ゴロ
この日のリョウは球が走らず、制球も不安定。一人相撲になってもおかしくない状態でも、最少失点で切り抜ける辺り、工夫や努力、成長、責任感の強さを感じた。彼が主将をやっている、このチームの選手は幸せだと心から思う。サエの潜在能力、チームプレイヤーとしての意識の高さには毎試合感心させられる。美しい打球と思いやりで、皆を支え続ける今年の主役の一人。
《4回表(無得点)》
①ハルヤ 遊撃ゴロ
②レン 投ゴロ
③ツヨシ 中前安打
④リョウ 遊撃ゴロ
韋駄天・ハルヤが間一髪アウトを告げられた瞬間、チーム全体がハルヤになったフォースターズ。二死からツヨシが猛打賞となる安打を放っただけに、悔やまれるワンプレーとなった。この試合、残念ながら出場機会がなかったヒロトは、走攻守にバランスの取れた優れた選手。秘めた才能を磨き、強い気持ちで定位置を勝ち取って欲しい。
《4回裏(無失点)》
⑨一塁ゴロ
①四球
②投ゴロ
③中飛
コウタがこの試合2つ目の好捕。悪癖も徐々に改善され、外野守備が着実に上達している。あとは打撃面。今年の初め、暴れ馬のようなスタイルに魅了された自分としては、あのコウタを毎試合見たいと思う。声でチームに勇気と活力を与えたリョウヘイは、今年度下半期のキーパーソン。誰より悔しい思いをし、誰より上手くなっている彼の活躍を、いつか試合総括で綴りたいと、誰もが思っている。
《5回表(3得点)》
※この回、マウンドに上がった相手左腕は、昨年度から忘れられない好敵手。
⑤コウタ 四球
⑥イブキ 死球
⑦シュンシュン 四球
⑧サトシュン 三振
⑨サエ 四球(コウタ生還)
①ハルヤ 三振
②レン 三塁ゴロ悪送球
・イブキ、シュンシュンが相次いで生還。
③ツヨシ 一塁ゴロ
シュンシュンの激走を目撃した瞬間は試合終了を覚悟したが…。結果的に好走塁で1点差!この大会で苦しみ抜いた彼に、結果が出たことが本当に嬉しい。気迫の粘りを見せ、希望を繋いだレン。優れた運動神経以上に、勝負へのこだわり、一球に対する執着心が、彼の選手としての成長を加速させていることを実感させられた打席だった。一緒に野球をすることで、きっと自分の方が成長させてもらっている。悔しさで涙が止まらなかったツヨシは、3安打に好守備を連発。高みを目指して、最高の野球選手になっていって欲しい。ゲームセットの瞬間、『こいつ、ビービー泣きやがって』と思うのは毎度のことだが、今回は初めて、『泣かなくなったら寂しいな』とも少し思った。
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長い上読みづらい駄文に、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
この戦評のお話をいただいた時には、大量5点のリード…。
気持ちよく書けるかと思いきや、悔しい結果に終わり本当に残念です。
この大会における選手達の活躍を見て、感じたものがとてもたくさんあったので、かなりの脱線を自覚しながらも、どうしても短くまとめることが出来ませんでした。
慣れないことをして知恵熱が出そうなので、この辺りで。
大きな可能性を持ったこのチームの躍進に期待しています。
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O崎コーチ、心温まる戦評ありがとうございました(o^-')b