磯子大会一回戦VS磯子クラブ
12’9.9 南公園 晴れ
磯子クラブ 020 000 0 |2
フォースターズ 003 000 × |3
一回表:[磯子クラブ]の攻撃
先発はサトシュン。ツヨシとの五年生バッテリーで挑む。
先頭バッターを見逃し三振。
二番、浅いセカンド後方のフライをセンターコウタが好捕。
三番、セカンドゴロ。
危なげの無い完璧な立ち上がりで攻撃の流れを呼び込む。
一回裏:[フォースターズ]の攻撃
一死後、二番ハルヤセンター前ヒット。
三番ツヨシ、高いバウンドがセカンドの頭を越えてライト前で一、二塁のチャンスを作る。
二死になりダブルスチールを敢行するも失敗。
呼び込んだ流れが生かせない。
二回表
四番をサードゴロに抑えるが五番にセンターオーバーのエンタイトルツーベースを打たれ一死、二塁。
続く六番、サード線に痛烈な打球を放つがサードリョウが横っ飛びで気合のストップ。しかし、一、三塁にピンチが広がる。
七番、一塁ランナーが二盗で二、三塁。更にエンドランを決められ2点献上。ワンアウト二塁。
八番、ライトへのフライをトモヤキャッチ。ツーアウト。
九番、ショートへの高いバウンドをイブキジャンピングキャッチで一塁アウト。
先制され尚も失点覚悟の場面を好守備で防ぐ。
二回裏
一死後、サエ四球。
二死後、サトシュンライト前で一、二塁になったが好機を生かせず0点。
流れが来そうで来ない嫌な展開。
三回表
この回先頭の一番バッターに左中間を破られ無死三塁のピンチ。
ここから粘りのピッチングをサトシュンが魅せる。
二番をセカンドフライ。
三番をファーストゴロ。シュンシュンの好判断(バッターランナータッチアウト)で三塁ランナーを返さない。
そして四番をキャッチャーフライ。
低め低めの丁寧な投球で0点。今度こそ流れを呼び込みたい。
三回裏
先頭のリョウがフルカウントから粘るも三振。しかし、ここから相手ピッチャーの制球が乱れ始める。
続くハルヤ、四球を選ぶ。
バッターツヨシの場面で初球二盗。更にツーボール目がワイルドピッチ。捕球出来ない間にハルヤは三塁へ。
フルカウントとなり六球目、四球となる球がまたもワイルドピッチでハルヤ生還。キャッチャーがもたつく間にバッターランナー二塁へ。一点差。
二死後、コウタがセカンド頭をバウンドで越す気合のタイムリーヒット!同点!
6番サエ、この回四度目のフルカウントから四球。パスボールが重なり一、三塁のチャンス。
一気にたたみ掛けたい場面に一塁ランナー初球スチール。
・・・しかし偽投にかかり一、二塁間に挟まれる・・・
それでもあきらめず必死に逃げ回る間に三塁ランナー生還。
ミスから生まれたチャンスを活かし逆転!!
四回表
ピッチャーシュンシュンへ交代。
先頭五番はサード後方への難しいファールフライ。リョウが追って追って・・・
ジャンピングキャッチ!後方へ横二回転しながらボールを離さずアウト!
六番レフトフライ。
七番センターフライ。
堅い守備とシュンシュンのピッチングがチームを盛り立てる。
四回裏
イブキ、セカンド強襲ヒットで出塁。押せ押せムードが広がる中、続くバッターサトシュンの場面でパスボール。無死二塁のチャンス。
しかし後続が続かず更には盗塁憤死でチャンスが途絶える。
五回表
八番、九番を抑えるもまたしても相手一番に長打を与える。
二死二塁。だが今日のシュンシュンは違った。
続く二番をピッチャーゴロに仕留めると満面の笑みでナインとハイタッチ!
五回裏
一死後またしてもハルヤ出塁。もう一点が欲しいこのイニング、ベンチも果敢に攻める。
スコアリングにランナーを進めたい場面だったが二盗がアウト。
次打者も三振。徐々に流れが傾きはじめる予感・・
六回表
先頭相手三番を三振。
続く四番もサードゴロ。のはずがここで堅守を誇るリョウがまさかの送球ミス!
一死二塁。
しかし、しつこいようですが今日のシュンシュンは違う。「ゴメン」とリョウ。「ドンマイ」とナイン。
今までだってこれからだって「全員野球」。
五番を三振に仕留め二死。
六番の放った打球はショート頭上へのライナー。誰もが「同点」と頭をよぎったその打球をジャンプ一番、イブキがキャッチ!
流れを塞き止めるスーパープレー!
盛り上がるフォースターズナイン!!
六回裏
球数が100を越えた相手ピッチャーも球威が衰えない。
四球でランナーを出すも得点には結びつかない。
最終回
ゼロに抑えれば勝てる・・
先頭七番をスローボールでサードゴロ。今度は難なくリョウがさばいて一死。
八番、ジャストミートされた打球はセカンドハルヤがライナーでキャッチ!二死。「グローブが良かったな」と某父「キヨレンが乗り移ってる」と某母。いえいえハルヤの実力です(笑)
九番、ピッチャーゴロに仕留めスリーアウト。
勝ったー!
総評
フルイニングを一点差で勝つ。そんなプレッシャーの中で集中を切らさずに野球を出来る君たちは素晴らしいと思う一戦でした。
守備面ではミスらしいミスは無く(ミスの後のプレー含む)「当たり前のプレーを当たり前にこなす」
この「当たり前」ができることが勝利につながったと思います。
打たれても後続を断つ。本当に強くなったなぁと実感。
今後もこの「当たり前の」プレーの為にしっかり練習をしましょう。
攻撃面では予想以上に投球が速かった相手投手に対し手も足も出ないかと思いきやそこそこバットを振れてたことが良かったと思います。(当たる当たらない、ヒットになる、ならないは別として)四球を選び少ないチャンスを物にし勝利できたことも勝因でしょう。
ただ、盗塁死が四つ。試合後のミーティングでもありましたが練習が活かせていない結果がでたのは課題です。
投球が速い=牽制が早い(上手い)ではありません。
攻撃、走塁、守備、失敗を恐れずもっとチャレンジして下さい。
君たちのポテンシャルはこんなものじゃないはずですので。。
秋になり色々な大会が目白押しですが一戦一戦大事に戦いましょう。
特に六年生は今のチームメイトと野球が出来るのもあと少しの間です。
後悔の無いように精一杯頑張りましょう。
最後に・・ナイスゲーム!!
Ⅰ垣コーチ、心のこもった戦評をありがとうございます。(*^-^)b