「子ども食堂」とは貧困家庭や孤食の子どもたちに無料や安価で食事を提供する取り組みのことです。現在、日本には319ヶ所あり、食材は寄付で、調理はボランティアで運営されているものが大半となっています。
「子ども食堂」のこの趣旨がうまくいくには、開催するボランティアと行政や支援団体の協力だけでなく、地域全体との協力が必要不可欠だと私は考えます。
もともと、それぞれの家庭で情報収集力には差があります。そのため、「子ども食堂」について知らない家庭もあり、相談ができる事業所などから場所や日時を伝えるなどの認知を広げていく必要があります。こうすることで、「子ども食堂」の存在を知って、食堂に訪れる人が増えると、訪れた人同士でコミュニティを作ることができ、お互いに相談することもできるようになります。同時にどれくらいの人が利用しているのか把握しやすくなると考えます。
こうする根拠として、いま「子ども食堂」を利用している家庭のことをボランティア側が分かっていない事、利用者の中には安く健康的な食事ができるからと利用する普通の家庭の親子もいることが挙げられます。子どもたちにとっては健康的な食事がとることはできているので、良い事ですが、最初の趣旨とは違ったかたちになっています。
このように、貧困の子どもたちを救うには地域ボランティアだけでは限界がきます。
この問題を解決するためには地域に住む人々が子どもの貧困とは地域にとっても大きな問題だと認識し、一体となって活動していく必要があります。私たち一人一人が地域の子どもに何ができるか考えたいと思います。