「美しき愚かものたちのタブロー」

原田マハ

★★★★★


「松方幸次郎」のためにパリで名画を探し「松方コレクション」に尽力した美術史家「田代」。戦時下のパリでコレクションを託された部下「日置」。戦後、日仏の返還交渉に挑む首相「吉田茂」。国立西洋美術館の礎となった「松方コレクション」

異国の地、パリで日本の浮世絵を広めることに尽力し、ゴッホとの交流も描かれ満足の小説でした。