さつきの歩き方がおかしいと感じたのは、いつ頃からだったでしょうか。
後ろ右脚が斜めになり、他の子と比べると平行になってない歩き方。思えばその頃から兆候が出ていたのかもしれません。

6月12日夕方の散歩で右脚がふらつき、うまく歩けなり、夜中トイレに行く時、腰が抜けたようになりトイレもうまくできませんでした。
13日、朝一番に病院へ。レントゲン検査で第13胸椎と第1腰椎の間が潰れていることが判明しました。レーザー治療と痛み止めで様子をみましょうと言われ帰宅。その夜は、痛み止めが効いたのかぐっすり寝ていました。
その後、なんとかふらつきながらも後ろ脚で歩いていたのが、16日朝には全く立てなくなり、ズルズル引きずるようになってしまいました。
すぐ病院へ行きましたが、先生は「レーザー治療をして2~3日様子をみましょう」というばかり。明らかに立てなくなり悪くなっているのに、痛み止めのレーザー治療をしている場合ではないのでは!と思いましたが、医者がいうからとそのまま帰って来ました。
その病院にはMRIはないので予約が必要なことと全身麻酔だからリスクもあることも説明を受けました。
でも、13日と比べるとあまりにも進行が早いのでは?という思いがあり、リハビリなど専門ケアをしているペットケアサービスLet'sの三浦さんに相談すると、ヘルニアかもしれない。進行が早ければすぐ手術した方がいい、セカンドオピニオンを受けなさいとアドバイスを受け病院も紹介してくださいました。
17日、紹介された埼玉動物医療センターへ行きました。この日は休診日で予約のみの受付なのですが、救急でとお願いしたところ快く診ていただけました。

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待合室のさつきです。

診察室に入ると診察台の横に椅子が二つ置いてあり、じっくりお話を伺いたいので座るように促されました。ちょっとびっくりでした。今まで行った病院でこんな扱いはありませんでした。もちろん話は聞かれましたが、立ったままでしたし、じっくりというのはなかったからです。

かかりつけの病院で撮ったレントゲン写真をスマホで撮っていたので、それを見てもらいました。

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13日と16日のさつきの動画も見てもらいました。

「おそらくヘルニアだと思いますが、今日の当番医が神経科の専門ですからもっと詳しく診察しますね」と一旦待合室へ。
しばらくして再度呼ばれ診察室へ。
スラリとした男性の先生が診察後、とても丁寧に説明してくださいました。
まず、考えられる病気は①椎間板ヘルニア か②骨髄のガンであること。でも9割がた椎間板ヘルニアだと思われる。13日からの進行を考えると早めの手術が望ましい。椎間板ヘルニアはMRIで確認が必要。ヘルニアと分かったらそのまま手術に入った方が麻酔のことを考えると負担が少ないのでそれをお勧めするが、MRI、手術、入院など約35万ぐらいかかるのでご家族と相談したほうが良いと思うが、どうしますか?

ヘルニアは手術すれば9割がた全快するとのこと、歩けないさつきなんて見るのも嫌!もちろん手術します!ダンナももちろん賛成ですから相談なしで即決!

ということで明日手術することになりました。
さつき、明日頑張るんだよ!
麻酔に負けないでちゃんとおカーさんのところに戻ってくるんだよ!

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セカンドオピニオンの大切さは分かっていましたが、かかりつけの病院への遠慮もありかなり迷いました。実は、今朝病院に行くとき、埼玉動物医療センターが火曜日は予約のみの診療なのでかかりつけの病院に行こうと考えていました。でも、さつきを車に乗せハンドルを握ったとたん、予約診療でも救急ということでダメ元で行ってみようと思いました。救急で来た患者を追い返すことはないだろうとも思いました。
予約もせず電話も入れなかったのにすぐ対応していただけました。しかも今日の当番医が神経科の専門医というのもラッキーでした。米国獣医神経科専門医という肩書きのある先生でした。帰りに名刺を渡され、何かあったらここにメールをくださいと言われました。さつきのことも「室内飼いだから綺麗だね、ふかふかの毛質だね」と言ってくださいました。実はかかりつけの病院の院長先生は、なにかと「柴犬はねぇ~」と言うのです。
確かに柴犬はねぇ~というのは、柴飼いとしてわかりますが、いい気持ちはしませんでした。ですから、毛質を褒められただけでも嬉しかったのです。
深い意味はないでしょうが、そんな何気ない言葉でも傷つくことはあるのです。
私も飼い主様との会話の中で重々気をつけていこうと思います。
飼い主様にとっては、全てのわんちゃんが最高なんですから。

さつきの手術、成功しますように!