5/21(金)
こどもの森の植物で#草木染め 勉強会。
トータルでは7回目になります。
今後楽しめるイベントに還元出来るように、少人数、本会員間での勉強会です^_^。
【#ニシキウツギ の生葉、枝、花と#アカソ の生葉、茎 をミョウバン媒染】
毎回素材を参加者で相談して決めているのですが、
旬の草木染めをwebで調べてみますと、森にもたくさん咲いている#コゴメウツギ がでてきました。
サンプル写真は、今まで染めていない赤〜ピンク系の色味。
『森に沢山あるアカソも赤系ですよ』と教えてくれた方も居て、
では、赤系2種類やってみましょう!という事になりました。(鍋も2つあった方が密にならずに良いという思いもアリ。)
森を めぐって、小さいコゴメウツギよりも、葉も花も大きく、美しくピンクに咲いているニシキウツギの方が、量も採れるし、より一層赤が出るのではないかな?と予想し、そちらで染めてみることにしました。
ニシキウツギを刻み、沸騰してから20分煮出し染液をつくってみましたら、アレ?!なんと濃い黄色の染液に!どこかで赤くなってくるのかな??と、
豆乳で下染めしたサラシと、草木染め用シルクウールに絞り模様をつけて、水で濡らし、染液につけ込み70℃から80℃キープし、20分よく浸します。
ミョウバン液で媒染しても、特に色は変わらず、
明るく鮮やかなレモンイエローに染まりました。
後で調べましたら、同じ季節咲く「ウツギ」と名がついていても、
*ウツギ➡アジサイ科
*ニシキウツギ➡スイカズラ科
*コゴメウツギ➡バラ科
と科が違うのでありました!!
(こうなると、ウツギもやってみたくなりますね。染めた事がある方、何色になったのかご一報くださいませ)
お花はピンクなのに、その色素はどこにいってしまったのでしょうか、、、大変勉強になりました(笑)
アカソの方は、葉の付け根に赤みがある通り、煮出した染液も赤くなり、毛糸と和紙を染めてみると、茶系ピンクに。
ミョウバン媒染をした後、色が薄めだったので、2度染めをしてみようという事で同じ染液↔媒染を20分ずつ繰り返してみましたら、もう少し濃く染まりました♪
色名だけだとなかなかピンとはこない、
日本の伝統色で、源氏物語にもある【#赤白橡】〜#アカシロツルバミ 〜は、こんな#ニュアンスカラーだと思われます(^_-)。
何回かの実験で、どうやら開花前後が1番色が出るようなので、また、アカソの開花(秋)時期にも試してみたいものです。
そのうち、重ね染めによる混色もできたら素敵だな。
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