出発前日、最終的に荷物をまとめてて、「地球の歩き方」を買ってなかったことを思い出した。今年2月のパリのときにも、また以前訪れたメキシコシティーでも、これなしには歩けなかったので、LAXに向かう途中の日系書店で南米編を買い求める。知り合いの書店の方に本を手渡されながら、水は飲まないように、生野菜もあぶないから、とアドバイスを受ける。
今回の旅は友人のYさんとYさんの息子と私の3人
LAXから出発するLAN航空のペルー行きは、国際線ターミナルからバスに乗ってしばらく走った空港の別棟から。
LANはラテンアメリカの航空会社。いつも仕事ではアメリカの航空会社を使い、その無愛想(ときには横暴)なスチュワーデスに慣れているので、LANのアテンダントの笑顔と心遣いに戸惑ってしまう。また機内食も、同じ材料でどうしてこんなにマズく作れるのかと、いつも感心する米国系とは違い、残すこともなくけっこう楽しめた。
昼過ぎに離陸した飛行機は、2時間の時差を超えペルーの首都リマに到着したのは深夜零時をまわっていた。
通関では、別の便から到着した大量の日本人の団体にあった。面白そうなので話しかけると、いくつものグループがあるそうで、その方たちは25人ほどのグループで、同じ旅行会社が企画した知らない人たちの集まりだそうだ。
もちろん、行く先はマチュピチュ。さすが世界遺産。
我々3人組は人ごみを離れてそのまま国内線カウンターに向かい、チェックインする。
荷物も預けて、さて乗り継ぎ便は朝の5時。
時間つぶしにレストランに入る。オレンジブレッドとコーヒーを注文して、のどが渇いてたので、水をもらって、ゴクゴク。あれ、水、飲んじゃったよ。ま、いいか。
搭乗ゲートに移動して、すぐそばのベンチで仮眠していると、あれ、ここで寝ている人がいるよ、この人たちみたいにこっちで待ってればよかったね、と寝ている耳に日本語が聞こえる。滞米生活すごく長いし、ぱっとめに日本人には見えなくなっちゃたのはわかるけど、ちょっとだけ失礼かな、と思うんだけど。
ペルーの第一目の朝は、リマからクスコに向かう飛行機の中で迎えた。
(つづく)


