珍しく寝すぎてしまって、職場まで急いで行かないといけないのですが、むやみやたらに走ったりすれば車に撥ねられたり工事現場の鉄筋が空から降ってきて頭蓋に激突する恐れが増すので私は焦らない。急がば回れ、って言うでしょう、ということで、道端に咲いている花の香りを楽しんだり、空き缶を拾ったり、アスファルトにこびりついたガムをヘラで丁寧にはがしたり、と急がば回れを実践しようとしていたら、職場から「もやしが足らんから買ってこい」という連絡があって、急がば回れないことになった。脇汗だけがリアルな感じ。脇汗だけが。
土曜日、日経歌壇に載っておりました。
戸田の短評つきでお楽しみくださいまし。
ビックカメラのテレビ売り場の全画面で暴風に耐え喋るレポーター/小坂井大輔
【2017/9/23/日経歌壇/穂村弘選/二席】
テレビ売り場で同じチャンネルを映しているときの不思議な感覚。台風中継であるということで滑稽味が加った。主体がそんな日にそこにいるという背景まで想像がおよぶ(戸田響子)