台風が過ぎ去った次の日の猛暑ほどムカつく事はない。夜中の3時に差している傘が突風で裏返って、あはっ、いやっ、ちべたい、いやっいやっやめてぇぇっ飛ばされるううってやってた自分が馬鹿みたいだ。なんか知らんけど、返しせ!って思う。犬になりたい。
映画『帰ってきたヒトラー』が面白かった。現代にタイムスリップしてもヒトラーはヒトラー。ブレの無い設定がよかった。老婆の「最初はみんな笑っていた」という台詞が頭にこびりついている。半分ドキュメンタリーなのかな、小説も読んでみたい。
歩きながら歩きながら寂れたマンションの一階にある骨董品屋のガラスにうつる自分のやたらおめでたい金髪に太陽の光が馬鹿みたいに降り注いでいて一瞬、あ、死んでもいいかもみたいな感情が全身にまとわりつく。空き缶を潰す浮浪者に会釈してGO。いつまで暑いんだろうか夏は。
月刊ムー9月号に戸田響子。オカルト歌人の戸田響子。ぶふふふふ。
塀越しによくしゃべってた隣人の腰から下が人間じゃない
【2017/ムー9月号/オカルト短歌「UMA」/笹公人選/戸田響子】
とにかく腰から下がなんだったのかが気になる。蛸みたいな気持ち悪いやつだったらいいな。他所の場所で会ったお隣さんの、普段とは違う一面を見た。という風にもとれないだろうか。