吉田とわたし | 小坂井大輔のびこぴこダイアリー

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小坂井大輔のびこぴこダイアリーです。

読書メーターの短歌コミニュティの掲示板で、「そんなに説明しなくてもいいんですよ、もっと読み手を信頼して、かるーく握って放り投げたほうが面白い歌になりますよ」と生意気なことを言ったからなのか、今日は通勤のときにこんなのを見つけてしまった。
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説明しすぎも面白いよ奥様。




さて、今日は昨日の戸田に続きまして、未来4月号から、わたしの十首でございます。
無表情で冷めた感じで眺めてやってくださいまし。


吉田とわたし       小坂井大輔

爽やかな朝に似合わんぬるすぎるオロナミンCぐっと飲みほす

元カノの実家は普段から酢飯食べてましたと風呂場で叫ぶ

そこそこ綺麗な女性の口からちくしょうって音が流れてくる繁華街 

オムライスが自慢の店の上に住む吉田はオムライスを作れない

吉田の下の子供のおでこに冷えピタが貼ってあった日すごい地震が

少し遅めのランチを食べながら気づく猪木だビンタをするレスラーは

大小ふたつの犬という字をケチャップでオムライスに書く洒落た感じで

吉田家のなかで父だけ一階のお店のオムライスが気に入らない 

白昼の路上でモンシロチョウが死ぬ救急車の要請を待たずに

吉田とわたしの関係ですが勤務先の上客とでも言っておこうか