今話題の、山上被告の裁判…
犯してはいけない罪
だけど、
本人の証言、妹の証言、家庭で起きたことが共感できすぎてたまらない。
山上被告の妹の言葉には、心から共感した。ある意味自分も救われた。
私も苦しんだ。
献金で家族の言い争い、母親が自分たち子供より、家庭より、信仰優先。突然韓国に数日行くと前日に言う。父も、小学生高学年頃の私が止めても、当日こっそり行く。ある日は、父が、学資保険解約されたと困って長女の私に言う。母に責める父と弱って情けない返事だけをする見たくもない母親の姿。小学生にも深刻さは刻まれた。親戚からお金をこっそり借りていたことも。両家の話し合いもあった。
小学生の頃、夜中に同じ寝室で、どこからか書物などを取り出して、蝋燭を付け、立ったり座ったりと何回もする奇妙なお祈りがあった。(弟と怖さを話したことはあったが、奇行すぎて母には聞くことができなかった)
お風呂は何度か水を肩にかけなくてはいけないらしく、震えながら水をかけた。
普段は料理も美味しく、家事をテキパキと全てこなす母であるのに、母ではない。そんな違和感を感じていた。
ツボや高級なものが次々と家にこっそり置かれて増えた。
先祖に悪い霊がついているからなど、
とにかくすべては家族のために必死。(これは大学生頃になってから、私も信仰の中身を調べて、母がそうなった気持ちの経緯をしらべて分かったこと。本も読んでみた)。
あの頃を考えると、母的には、いびる姑と暮らし、子どもは発達に問題を抱える部分もあり、父親は仕事してるからと家庭のことは他人事。母もフルタイムで仕事をしたい人だった。ところがそうはいかなかった。家庭は姑が主導権を握っていた。姑と喧嘩をすることもあった(私は見たくもない母親の涙を見た。)そして、そんな環境の中、小学生のママ知り合いを通じて、信仰が始まった。母親的には救われる場所はそこだったのだろう。献金献金と洗脳とやり方は酷すぎた。
私は思春期に、自分も学校も家庭も全てがイヤになって、頑張れなくなった。1年以上不登校をした。
世の中に同じ気持ちの人がいるなんて…。
実は、もっと、もっといるのではないかと思ってきた。私の思いも記録する。
今は、母は、夫や実母が長い年月をかけて向き合い、抜け出せている。
私も大切な人たちと暮らせている。