耳慣れないタイトルと思われたでしょうが、
過去問をしっかり分析して解法を示す、
「置かれた環境が人それぞれだから、過度に自分を責めるな」と寄りそうなどが「白姫野」。
やたら未出の知識を強調したり、
他校の講師や、同僚でも他流派に噛みついたりするのが、「黒姫野」です。
特に、他校の演習講座の批判などは、特に、伊藤塾の答案構成を批判するなどは、無駄に受験生を疑心暗鬼に陥らせる、刺激してはいけないツボだと思っています。
山村講師の方法論、姫野講師の方法論、LEC赤松講師や根本講師の方法論でもなんでもいいのですが、実際に多数の合格者を送り出している以上、議論するなら、
「その方法論が、どんなタイプの受験生を惹き付け、そして、その中のどれくらいの受験生を、実際に記述式ができるようにする」かだと思っています。
そこを飛ばして、どちらの方法論が最強かなどと論じても、
新日本プロレスの遺恨合戦や
代々木ゼミナールあたりで昔あった、英語の教え方の流派対立などと同様で、業界に強くなっても、試験には強くならないです。
この「刺激してはいけないツボ」が押されると、本来、教材を絞り込めば、しっかり潰しきることができたはずが、
目的意識が拡散したり、
1つのやり方を追求して、その結果失敗したとしても、失敗の原因がはっきり分かったものを、
疑心暗鬼にさせたがために長期化する可能性だってあります。
大学受験の場合は、志望校のランクを下げれば、どこかに引っ掛かるという選択肢もありますが、司法書士にはそれはありません。
姫野講師自身、講座やYouTubeは薦めるが、自分のX(Twitter)は見るなとおっしゃっておられます。
このテーマは、あと一回だけ記載する予定です。