木曜日、チビが熱を出して仕事を休んでいた。
ばんびも、体調が万全ではなく、チビと一緒に休養していた。
旦那ちゃんも休んでいた。
珍しく、自宅の電話が鳴り、旦那ちゃんが出た。
ばんびに電話だった。
ばんびが、高校を卒業して就職した会社の1コ上の先輩からだ。
横浜に越してから、ずっと年賀状のやりとりしかなかった。
珍しい人からの電話に、やな予感がした。
『I先輩が亡くなってん』と・・・
I先輩・・・ばんびに経理の仕事を教えてくれた人。
仕事には厳しかったけど、その分頼りになった。
結婚して、出産して、それでもずっと仕事してた。
ばんびにとって、すごく大きな存在だった人。
え?
理解するまでに、少し時間がかかった。
なんて言えばいいのか・・・言葉が出なかった。
言葉が出ないのに、自然と涙が出てきた。
かろうじて、『病気?』と聞き返した。
I先輩は、リンパ腫だったそうだ。
いつでも会えるやって思って、帰省した時も連絡もしていなかった。
会える時に会っておかないといけないんだなぁ~と思った。
そんなばんびの姿を見ていた旦那ちゃん。
『身内がなくなったら、どうなるんだろう・・・』と心配していた。