保護猫・タミンの死 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

2004年頃からスタートした台東区内でのTNR

白鴎高校周辺のTNRを終え

隣の地域・寿2丁目で目にした飢えた子猫たち

車が踏みつけ道路にこびりつく真っ黒なご飯粒を剥がし

食べる姿に自費覚悟「もう子猫を産ませない!」

自転車に捕獲器を積み40頭近い野良猫たちへのTNRを

2006年頃から週末の仕事帰りに一人でポツポツと始めた

地域は寺町でもあり野良猫の糞尿に悩むお寺は多く

離乳が始まったばかりの子猫4〜5頭全員が一晩で姿を消す!

鼠取りで処分されてしまうのだ

*タミン(左)3〜4歳位。姉妹クミン(中)・仲間達と一緒*

そんな切ない思いもあってTNR終盤に保護した3頭の子猫たち

1頭は餌やり宅に引き取られ

タミンとユミンと名付けた2頭が我が家に

小さかった子猫もシニアとなり

ユミンは2024年3月11日 17歳で天国に旅立ち

(2024年3月16日ブログ掲載済み)

タミンが2025年6月26日朝9時ごろ18歳で逝った

* 仲良しのみっちゃんと一緒の亡くなる4日前のタミン(上)

   18歳になる三毛のみっちゃんも現在体調は良くない *

 

終生野良猫として生きた3頭の母猫「マリモちゃん」

彼女のTNRには1年近く掛かりその強い警戒心を引き継ぎ

保護から17〜18年経っても2頭は全くの家庭内野良

人馴れせずにそれぞれ死が近づいて体力が弱ってきて

ようやく目元・口元を拭き身体を撫でる機会を得たが

共に暮らした日々への思いは深い

つい先日の様でもあり遠い昔の様にも感じる2頭の保護

タミン・ユミンも飼育猫で洋猫MIXのパパのDNAを受け

大柄で大食漢には目を見張るものがあった

そんな大食いが飢えながら野良で暮らすことなく

一生を終えたことに今は私自身救われています

 

ー この記事はフェイスブック

      「犬猫を100%救い隊」サイト同時掲載中 ー