シェルターの今 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

多頭飼育者兄弟の施設入所に伴い墨田区役所からの要請で

37頭の猫たちを捕獲器で捕獲し

2ヶ所のシェルターへの保護引き取りに動き始めたのが

今から丁度1年前でした

私が関わるシェルター収容頭数は24頭

収容後間もなく2頭が相次いで亡くなり

19頭がそれぞれ幸せご縁を得てシェルターから巣立ち

残されたのは3頭

賑やかだったシェルターは次第に活気を失い寂しくなり始めた

2024年7月15日

黒猫マルガリータ=通称マルちゃんを安楽死させるに至りました

2024年7月12日 様子がおかしい!緊急で病院へ搬送

獣医曰く「先天的な疾患」から多臓器不全に陥り人工呼吸へ

 

7月13日 獣医から「安楽死」の言葉が出始めたその時

「生きる」兆し? 自力呼吸が再び戻り

夜7時の病院退出時間となり看取る人が傍にいない「安楽死」

それへの抵抗感から「自然死」を願い出て病院を後にしました

*我が家で一晩見守る中で素人目にも厳しい!と思われました*

7月14日 再び病院へ行くと自力呼吸は続いてはいたものの

回復は厳しいと再び告げられて

我が家で「看取り」を前提に退院させました

翌朝 提案されていた「インシュリン」投与のため再び病院へ搬送

その時点でも自力呼吸は続き病院スタッフを驚かせました

* 元気だった頃のマルちゃん

        いつも一緒だった大の仲良しつとむ君と *

そして再び獣医から「安楽死」が提案され始め

懸命に傍で見守るボラ仲間に

「終わらせてあげよう・・・

 もうマルちゃん オモチャで遊ぶことはないよ!」

ボラ仲間は泣きながら静かに頷き「安楽死」が実行されました

スタッフの皆から愛された人気者「マルちゃん」

その一生を静かに終えました

  ー 合掌 ー

 

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     「犬猫を100%救い隊」サイトに同時掲載中 ー