ユミンの死 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

2024年3月11日午後3時半ごろ

保護猫ユミン(推定17〜18歳)が亡くなった

* 亡くなる1ケ月半前のユミン *

「死」が遠くないと感じ始めた2023年初秋から

トイレマナーを忘れ・・・狂ったように食べ始め・・・

部屋中で排泄をするようになり・・・

 

場所を選ばずのオシッコをうっかり踏んでしまい

その後始末に追われる日々が続きケージ飼育に切り替えたのだが

寝ている敷物に排泄して身体は糞尿まみれ

触れないために身体を拭いてやることもままならず

やむなく再び部屋での自由飼育に戻した

* 亡くなる1週間前猫仲間たちと一緒(一番手前がユミン)

いよいよその時が迫っている・・・

最後の日 意識が朦朧としている中で顔や身体を拭き

シリンジで口に水を含ませ出掛けたが・・・

2時間後自宅に戻り急ぎユミン所に・・・もう息はなかった!

20年近く前になるだろうか・・・

車に潰され道路にこびりついた真っ黒なご飯粒を剥がして

食べている子猫の姿に「見過ごすことは出来ない・・・」

餌を与えている方と連携し1年間週末の仕事帰りに

周辺の野良猫40頭近い不妊去勢に自費で動いた

 *4歳くらい?大柄で丸々太っていたユミン(中央)*

そんな最中にユミン・タミン・クミンと名付けた

3頭の子猫姉妹の内2頭を引き取り一緒に暮らし始めたが

全く人馴れすることなく亡くなる3日前に

ようやく身体や顔を拭いたり世話が可能となった

 

警戒心の強い人馴れしない猫の看取りは

不完全燃焼まま介護の限界に向き合った半年間だったけれど

それでも17年間一緒に暮らした家族だった 

 ー 合掌 ー 

 

ーこの記事はフェイスブック「犬猫を100%救い隊」

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