またまた子猫の保護 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

先日 子猫5頭の保護に動いた所から1分もしない所に

(2023年9月7日 子猫5頭の保護ブログ掲載済み)

空腹で唸り・争いお皿をひっくり返しながら食べる

生後2ケ月の子猫3頭の存在が確認され  

「またまた子猫がいる!」とボラ仲間に愚痴をこぼすと

「こちらで引き取るから・・・」と心遣いを示してくれました

しかし様々な案件に追われ睡眠不足も重なり思考が停止

保護にグズグズしている中で

再三に渡り二人から代わる代わる背中を押され

天候不順と台風接近という日に3頭の捕獲に動き始めました

2頭の捕獲が出来た午後10時半過ぎ

ポツリ・・・ポツリ・・・と雨が降り出し

家までかなりの遠隔地でもあり

2頭引上げを優先し残る1頭は台風の翌日から捕獲を再開

 

2日後・・・くわえた皿から餌をこぼしながら

懸命に運ぶ母猫を発見・・その先に子猫がいる!

母猫の姿が消えた場所に捕獲器を設置し

30分後に残る1頭も無事保護出来ました

子猫に与えるために運ぶ皿からは大半が路上にこぼれ落ち

残る僅かな餌では離乳期を迎え食欲旺盛な子猫3頭

到底空腹を満たす量でないことは一目瞭然

母猫の野良での子育ての苦労

そして「空腹」の2文字を刻みながら育つ子猫たち

改めて野良猫たちの生きる厳しい環境を察するものでした

 

この母猫・・・子育中にオスにつけ回され

不妊手術を早期に済ます必要性から近々TNRに動きますが

周辺住民の野良猫への理解は低く

多くの猫が立ち寄るマンション敷地内での捕獲を行うために

マンション理事会と管理会社に話し合いを進めることになりました