小太が保護者に戻されました | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

てんかん持ちの小太

保護者であるボランティア仲間Wさん

交通事故で負った傷が2度の手術ですっかり完治し

2023年3月7日にWさんに小太が戻されました

朝晩のてんかん薬投与の必要性から

2023年1月15日

Wさんの入院前日に我が家にやって来てから

戻されるまでの50日間4回の発作を起こしました

発作中は「まな板の鯉」のごとく体が硬直しドタバタと痙攣し

怪我を避ける為に周りのものを退かし

後は見守るだけしか出来ません

数十秒で何ごとも無かったように発作は収まりますが

夜になるとグルグルと円を描くような徘徊や

大声で「雄叫び」を繰り返す行動が毎晩あって

てんかんだけではなくこうした行動も脳に問題があるようです

普段の小太は無邪気でひょうひょうとして

人を怖がらず人に親しまず

他の保護猫たちとの付き合いも淡々として

「猫社会性」や「愛着」を育む感性が希薄?ですが

一人遊びやテレビを見るのが大好き

悪戯は半端なレベルではない・・パソコンのマウスがない!

マウスを見けると今度は・・メガネがない!

「どこにやったの?」が私の常套句

それでもいつも可愛い姿を楽しませてくれました

未熟児のようだった小太を素手で保護した私には

彼への想いもあり我が家は小太にとってはセカンドハウス?

これからも一緒に過ごす機会があるかなぁ・・・