2頭の保護(5) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

隅田公園最後の一頭となった「なんじゃ君」

多くの野良仲間との別れを経験してきた推定年齢13〜14歳?

2022年12月23日保護しました

以前「なんじゃ」は6頭で寄り添いながら暮らしていましたが

輪をまとめていたボス猫「はてな」の死を皮切りに

次々に仲間を失い最後の仲間

いつも行動を一緒にしていた「三毛ちゃん」も

2016年11月11日交通事故死

眼球や内臓が飛び出た三毛ちゃんの遺体の傍で

「なんじゃ」は離れず座っていた姿が忘れられません

その後何処から来たのか?

2頭のオスが公園に住みつき意気投合

それも束の間その2頭も次々に亡くなり・・・また独り・・・

恭平の保護で独りとなった「なんじゃ」を不憫に思う

ボランティア仲間から相談を受け

その仲間宅で2023年2月ごろまで預かり

その後我が家に引き取り家庭内野良として飼育を予定しています

今後も公園内では遺棄は無くならないでしょう

野良猫の世話をしていたボランティアの方々が去るなかで

遺棄された子の存在を察知する術はありません

元より置きエサもなく

捨てられた子が生き延びるには厳しい環境ですし

また繁殖の火種が息を吹き返すことも心配です

ー つづく ー