小太の「てんかん」(5) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

てんかん持ちの小太は薬服用で発作は治まっているものの

脳に何らかの障害?・・・落ち着きがなく

徘徊の様にグルグル歩き回り

飲み水の器を回避せずにボチャと足を濡らしながら横切り

興奮して走り回り突然大声で叫ぶ

*赤ちゃん顔からハンサムな少年にいつの間にかなっています!*

首が座らず頭をフラフラさせ

走り出すと重心が取れないのでスッテンと転び

飛び移ろうとするとドッスンと落ちる

それでもヘッチャラ・・・無邪気で天真爛漫

  *小太の悪戯で部屋はこんな感じ、思わずため息する*

人を怖がらず威嚇することはないが

人に関心がなく甘えることもない

感性が何か欠けていて

人との関係が深まることはないように思われる

一緒に保護している姉弟のモカは警戒心丸出し

これまた人との関係構築は難しいけれど

小太とは微笑ましいほどの仲良し

    

人馴れしないモカ&てんかん持ちの小太の他に2頭の兄弟

唾を飛ばし向かってくる警戒心の強いママの教育で

警戒心が溶けるまでには時間を要し譲渡へのハードルは高い

捕獲協力を依頼してきた入院中の仲間も

そして全ての捕獲に動いた私も

兄弟4頭の将来を思うと頭を抱えてしまう・・・