母猫2頭の不妊手術 | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

てんかん持ちの小太ら子猫5頭の母猫ーキジ白

その捕獲に動いた場所の近くでも

子猫4頭と母猫ーサビの目撃情報があり

ボランティア仲間Wさんがその親子の捕獲に動かれ

子猫4頭は譲渡に向け

現在知人宅にて飼い慣らしが行われています

小太たちの母猫は・・・5月18日に捕獲され

譲渡の可能性を見極める為に我が家に滞在

しかし唾を飛ばして威嚇する強い警戒心に

残念だけれど譲渡を諦め

5月25日に不妊手術を済ませ翌日にリリースされました

 

小太たちにとって弟や妹となる胎児が既に宿っていました

食べる事さえ覚束ない厳しい野良で

絶え間なく続く妊娠・出産・子育て・・・

そうした身を削る苦労から解放されました

 

一方 目撃された子猫4頭と母猫サビも全員が保護され

2022年7月14日 母猫の不妊手術の際

この母猫も次の子を宿していることが判明

餌の少ない環境で食欲旺盛な離乳期4頭の子猫を抱え

自らの餌を譲っていたのか?

余りにも痩せ細っている身体にリリースせずに現在も栄養補給中

 

この付近一帯は以前Wさんが懸命にTNRに動いた現場であり

繁殖が起きていることに正直びっくり!

母猫2頭は生粋の野良猫で

その存在すら認識していませんでした

TNR完了後も後処理の必要性を痛感しています