10年以上前
野良猫たちを素手で傷を負いながら繁殖抑制を行なっていた
友人への協力で23頭の手術を済ませた友人宅周辺
その友人から久々の捕獲依頼が入り
現場チェックを兼ねて助成金申請の為に
区役所スタッフ2名と共に
紹介された餌やり宅に伺った
周辺ではあの頃の猫たちの姿は消え
野良猫を見なくなったと言うのだが・・・
どこから来たのか?
丸い目をした年若いオス猫トラ吉
家族として迎えたいとの餌やりの方の考えに
ご家族の中でも「賛成派」「反対派」に分かれ
結局は飼育を諦めた餌やりの方のトラ吉への思いは深い
2021年3月7日
2日間の捕獲器慣らし後改めて捕獲器を設置
物陰で待つこと5分・・・トラ吉が捕獲された
翌日手術を終えて同日夜捕獲場所に戻されたのだが・・・
それから2日間
姿を見せない・・・と心配のメールが入り
現場に再び様子見に伺い元気なトラ吉の姿を確認した
用意された暖かな寝床の傍には餌とお水が用意されるなど
切ない思いが多い野良猫との関わりの中で
家猫にはなれなかったけれど
トラ吉への温かな思いを感じながらのTNRが無事終了した