汐入公園とその周辺地域猫活動 (25) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

「地域猫活動」再スタートにあたり

荒川保健所のお力添えで

都立汐入公園サービスセンター長に

活動へのご理解・ご協力をお願いしてきましたが

都立公園管理側として

「餌やり禁止」

「置き水禁止」

餌場移動を求められました

これら「管理規定」は当然のことと受け止めました

しかしながら

問題の多くは

 * 猫依存のような餌やり行為

 * 増やした仔猫を残したい・・・自慰行為の餌やり

 * 自己責任の欠如

   「餌をやってあげている・・・餌やりをさせられている・・・」

 * 「可哀想」と可哀想な猫を増やすことへの認識不足

 

こうした問題に

管理規定での画一的対応は難しく

野良猫たちにとっても

「いのち」を繋げる餌場を失うことになってしまう・・・

一にも・二にも

不妊・去勢手術による「繁殖抑制」

他の選択肢はなく

それが有効的対応策なのです

 ー 6月14日捕獲されたキジトラ、

           同日、去勢を済ませました ー

 

都立公園サービスセンター長には

「管理規定」を崩さず保持

しかし

現場で起きている問題解決には

時間が必要であることへの

ご理解をお願いしてきました

  ー 6月19日 去勢を済ませた若いオス ー

 

上記2頭は術後

元の場所に戻されましたが

問題継続は明らかです

 

餌やり行為に徹底したマナーを求め

単なる餌やり行為から管理する行為へ

未手術猫を確認出来るのも

餌を与えている人たちですから

また地域住民も

マナーある餌やり行為を受容する必要があります

野良猫問題解決には

餌やりと地域住民

両者ともに意識転換が求められています

 

「繁殖抑制」を続けることを

地域が受け止め

地域に根付いた活動にしていくことこそ

必要なことと考えます