2016年7月26日
ヒデ君一家
母猫を含め5頭を保護してから
約1年たった昨日7月30日
良きご縁を得て正式譲渡となりました!?
(里親募集記事ーブログ掲載 2016年8月3日)
2017年7月17日
2週間のトライアルがスタート
里親様の大変なご苦労もスタートしました
この日
デリケートなヒデ君
知らない場所・知らない人たちを前に
緊張感から
ヒデ君の足の裏は汗でしっとり濡れていました!
新しい環境に早く馴染んでもらうための
無料貸出用檻で飼育スタートをご提案しましたが
飼育経験がある里親様
檻なしでもなんとかなるでしょう・・・と楽観的
しかし翌日早朝
里親様から
「おしっこをトイレでしてくれません!」
「部屋の中を逃げ惑って大変なことに」
「檻を貸して下さい!」
新しい環境に馴染んでもらうため
檻をすっぽり布で覆い
ヒデ君に安心・安全落ち着ける場所を提供
翌日、檻の布を少しだけずらして
その隙間からお部屋を覗き見してもらい
狭いスペースから
広いスペースへ馴染ませてゆく・・・
少しづつ・・・ゆっくり・ゆっくり・・・
新しい環境に
ソフトランディング・・・軟着陸するために
狭い檻の中
これまた狭い箱に入ったまま超緊張
餌どころではありませ〜ん
少〜し檻の中に慣れてきたかなぁ
ようやく
檻の中がリラックススペースに
トイレもちゃんと・・・おしっこ問題解決
ウンチも2日半振りにどっさり!
しかし
里親様の苦労はまだまだ続きました
「前の場所に帰る!帰る!」
明け方まで部屋中うろつき
その場所を探し求めながら
延々と続く夜泣きです
小さなお嬢様も夜中一緒にぐずり泣き
ご主人様も寝不足で仕事に触りが
集合住宅ご近所への気遣い・・・などなど
「ご無理なさらないで下さい」
譲渡キャンセルを覚悟しました
外での餌やりで
懐いた野良猫を家に入れる
それぞれの猫の個性にもよるのですが
多くは簡単なことではありません
この喘ぐように寂しそうになく夜泣きに
「悲しそうでかわいそう」
「睡眠不足で仕事に支障が出る」などなど
結局、野良に戻す残念な事例が沢山!
時には
狭い檻に入れて!・・・虐待しているぅ〜
猫を熟知していないがための誤解
元餌やりの方から
名指しで東京都に訴えの手紙を送られたことも・・・
もう少し頑張ってみます・・・と里親様
その頑張りに恐縮する日々が続きました
そして
トライアル期間終了
まだまだ里親様のご苦労は続いています!
「檻をお借りしていていいでしょうか?」
粘り強い丁寧な対応と
ヒデ君への優しさに感謝あるのみです
いづれは必ず止む「夜泣き」
やがては檻を卒業し
名実ともに里親様宅がヒデ君の居場所に
心の中で里親様ご一家に大声で応援
***** 「頑張って!」*****