文花団地地域猫活動
2017年4月26日
スタート時点から
何が危惧されていたのか?
「野良猫への餌やり禁止」を求める
東京都住宅供給公社の貼り紙
他方
「避妊去勢で繁殖を抑え共生を図りながら
清潔で住み良い環境を目指す・・・」
「クワトロの会」が作成
団地内掲示板と回覧板で
「地域猫活動への理解・協力」を計ったチラシ
「餌やり禁止」と
「共生を図りながら・・・」
矛盾する2枚のチラシ
トラブルの根底にある対応の違い
捕獲に協力して下さっている餌やりの方々
そして
餌やり行為反対のとあるご家族
双方が団地住民
3時間近くに及ぶ口論も混じる話し合い
高齢化が進む飼育不可の団地
核家族化など独り暮らしの寂しさの
隙間を埋めてくれるペットたち
移動・病気など一部団地住民の飼育放棄で
外に放される猫たち
餌やり行為を止めても猫は居続けるであろうし
自分の迷惑を他の人に振るだけの「餌やり禁止」
ぐるぐると巡る野良猫問題
双方にとって
解決の糸口は見つからない・・・
東京都住宅供給公社に
「地域猫活動」開始の通知と共に
矛盾解消のため
「餌やり禁止」チラシ撤去を願い出たのだが
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チラシを下げるわけにはいかない・・・
しかし
手術で繁殖抑制も理解出来る・・・
住民も様々です・・・・・
気を付けて下さい!
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つまるところ
チラシ撤去はNO!
しかし
活動自体は可でもなく不可でもなし
「なんとなくGoサイン」
東京都から委嘱を受けて
「地域猫活動」普及に努めているが
東京都住宅供給公社「餌やり禁止」対応
東京都行政も持つこの矛盾が
「地域猫活動」には常につきまとう・・・
侃侃諤諤(かんかんがくがく)の中
「増やす餌やり」から「減らす餌やり」
そう考える人が増えてくれることを願いつつ
双方の溝を埋める道
一頭また一頭
避妊去勢手術を済ませてゆく
(団地住民の方々のご理解を得るため、
定期的に手術進捗状況をお知らせしています)
ー つづく ー