真夏の日差しの中、
なぜか洋猫ばかり
小学校の校庭や校舎に姿を現し
真夜中、セコムがなり、
警備会社が度々出動。
小学校の依頼で
他の洋猫たちと共に保護したピコティー。
当時は汚れでドロドロ・ヨレヨレ。
遺棄される前に毛玉が
無造作に刈られボロボロ、
9月半ば過ぎ
東京で働く大学時代の同窓生3人の
シエアールームに。
あれから3ケ月半、
長い毛は美しく整い、
薄汚かった顔にも余裕が感じられ
長毛猫の優雅さが。
秋から冬になり
シェアールームでは
温かなこたつがお気に入りとか。
名前を呼ぶと
12月の暮れ、
3人それぞれ関西方面の
ご実家でお正月を迎える為に帰郷。
そこでピコティーは我が家に里帰り。
なつかしさに身体に触ろうとすると
腹の底からウウーウウーと唸り出し
不機嫌そのもの。
もともと感情をストレートに表現する子でした。
友人曰く
「猫ってそんなものよ」
そうそう、そんなものです。
この状態は3日間も続き
ようやく4日目には何とかお怒りも収まった!
と思いきや、まだまだ。
譲渡前、
我が家にいたころから
独りゆっくり過ごすのがピコティー流。
手をかけ過ぎないことが
彼には丁度良かったんだっけ。
正月が明け、馴れた頃お別れ。
きっと「もう来るもんか!」と
さっさとサヨナラかもね。
アーアー・・・・猫って
何なんだろうね。