横型最強のSS50エンジンを、モンキーに載せ替えた猛者も!
管理人です。
写真は1967年に発売された
ベンリイSS50というビンテージ4ミニです。
1967年といえば、昭和42年。
おもちゃの缶詰でおなじみの
森永のチョコボールが発売され、
サッカーの三浦カズが生まれ、
ケビン=シュワンツ(カズと同い年だったの!?)が生まれた年です。
ちなみに民主党の蓮舫さんも昭和42年組です。
さてさて、このSS50の“SS”とは、
「スーパースポーツ」を指すそうです。が…。
今となっては、あまり速そうに見えません。
良く言えばシブイ、
言い方を変えればオヤジ風。
地方の駐在所なんかで、
これと似た黒色のが止まってたりします。
とまあ、かなり小馬鹿にしているこのモデル。
エンジンはボア39mm×ストローク41.4mmの横型OHC49ccとカブと同じなのですが、
ノーマルながら、
高圧縮型ピストンや、
「Yカム」と呼ばれるハイカムシャフトなど、
随所にレーシングパーツ(CS50用Yキット)と
同スペックのパーツを導入。
最高出力は、
横型エンジン最高峰の6.0ps/1万1000rpmを発揮!
で最高速度は…、何と95km/hをマーク!
このバイクは「横型エンジン最強」として、
今でも一部のコアなユーザーに人気が高く、
ハイエンドユーザーに中には、
モンキーにSS50用エンジンを載せちゃった人も。
ちなみに載せ替えは、
ハーネスの総入れ替えや電気系統のカスタマイズ等、
かなり厄介だったとか。
SS50の詳細は、
4ミニ.net「懐かしのパーツ・車両」をご覧くださいませ。