バイクとママチャリの並走は、どこへ行った?
イノッチです。
自転車に乗った者が、バイクに乗った者の肩や手につかまり、
ハイスピードでバイクと一緒に走行する。
この“お遊び”は、学校帰りのオバカな高校生がよくやっていました
かくいう私も、「自転車側」「バイク側」ともに、何度かやったことがあります。
このバイクと自転車の並走には、
両者の“阿吽(あうん)の呼吸”が必要です。
昔の夫婦なら、夫「おい」の一言で、妻は「はい」と微笑みながらお茶を出す
ちょっと前の夫婦なら、夫「おい、お茶をくれ」の一言で、妻は返事をせずに渋々お茶を出す
今の夫婦なら、夫「おい、悪いがお茶を煎れてくれないか」の一言で、妻は夫を見ずに「チッ」と舌打ち。険悪な空気の中、夫は自分でお茶を煎れる
まあ、時代別による夫婦とお茶に関する阿吽の呼吸の関係などはどうでもいいのですが、
例えばどちらか一方が体のどこかに無駄な力を入れてしまった場合、両者ともバランスを崩して転倒しそうになる。
自転車側だった時、私は、「ペダルを漕がなくても進める」という、楽をしてやろう的な考えはあまりなし。
つまり、一種の度胸試しなのでした。
(※続く)