注意!気分を害する表現がございますので、女性の読者はご遠慮願います。
と言っても読むんでしょうね。
私の出身地は製紙で有名な町でした。
町の至る所に製紙工場があり、煙突から排出される煙で町はスモッグに覆われて空気も臭かっ
たように記憶する。
小学生の頃、私は気管支が弱く小児喘息を患い頻繁に発作が出ていた。
小学3年生の時、気管支を強くする為に今でいうジョギングを始めた。
深夜は車の交通量も少ないので寝静まる頃に家を出て2時間程街道沿いを走っていた。
夜中に町中を走っていると、普段気にも留めていなかったものが目に飛び込んでくる。
そこで、衝撃的な自動販売機を見つけることになる。
昼間は全く気が付かなかった。
その筈だ。
マジックミラーになっていてガラスの中に何があるのか全く見えない。
ところが夜になると、中に照明がついて丸見えなのだ。
もうお分かりですね、男性諸君。
成人用雑誌自動販売機。
言い換えると、エロ本自販機。
それからというもの、お小遣い片手に交通量が切れるまでその前でウロウロ。
いざ、お金を入れた途端、
『いらっしゃいませ!』
びっくりして仰け反ってしまった。
しゃ、・・・しゃべった!
エロ本を選ぶ余裕も無く、目に付いた本の番号を押す。
『ありがとうございました。』
もういい!
二度と買うのはやめた。
本当にうちの町は製紙工場が多かった。
街道を走っていると次から次へと一体何社ぐらいあるのだろうか?
小規模なものから大型工場まで。
大型の所はチップといって木材を細かく砕いたものを海外から輸入して、それを原料にする。
小さいところは廃品回収で集まった新聞や雑誌を再利用する。
必ずと言っていい程、どの工場も廃品回収で集めた資源を山のように積み上げて保管していた。
そこで思いついた!
この山の中にもしかしたらあるのか?
ある時、鋏とカッターナイフを持ちジョギングに出た。
後編につづく。