娘が小さい頃、近所の公園によく遊びに行ってた。
身体を動かすことが大好きで、公園にある施設は全部やらないと気が済まない。
休日ともなると親子連れで溢れかえり、遊具は順番待ちになる。
滑り台で問題が起きた。
小さな子供たちが上から滑ろうとしている所に、大きな子供たちが下から駆け上がっていた。
上で待つ子供たちは成す術もなく、その親たちも何もできないでいる。
見ていて居た堪れなくなり、駆け上がっている子供たちに注意した。
すると、今まで何処にいたのか判らない親たちが駆け寄ってきて、謝りもせずその場から子供と共に一目散に逃げ帰っていった。
子供が問題ではない。
親が問題なのだ。
それからまた数日の事。
再び同じ光景を見た。
娘と遊んでいたのを中断し、滑り台のところに向かおうとしたら・・・
ユニフォームを着た小学校の野球団らしき子供たちが通りかかり、注意していた。
すると、悪ふざけを止めて謝っていた。
野球団の子供たちは何事も無かったように、談笑しながら私の前を通り過ぎてゆく。
私は思わず声が出てしまった。
『 君達、かっこいいぞ!』