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State In Figures

written by 4 Σ α - murmur -



まるで何もなかったかのように

時間が君を薄めていくのは

何故だろう

なぜだろう


ねえ、神様

大切な人を奪っていく

あなたが大嫌いだ


それなのに

僕らは何となく

困ってしまったら

あなたを信じてしまうんだ


ちっぽけかい?

愚かなもんかい?


誰にどう思われたって

どうでもいいよ

だけど

だけどね

君だけには


君だけにはずっと

そう思われたくなかったんだ



そんなことを

あの頃はずっと考えていたんだ


そんな君の影にも

さよならしたんだ


だけどね

神様

あんたはまだ大嫌いなまんまだ


それでいいさ

都合がいい時だけ

あなたに願いを乞えばいいんだろう




確かなものをずっと探してきたんだ

カナリアの声はまだ僕にも聞こえるか分からない

脳裏に焼きついていた映像はもう消し去ったけれど

利他的に生きることにまだ少し抵抗を覚えている

歯痒いほどにその声に惹かれていく

もう二度と、そう誓った心が崩れるのを感じた

朦朧とした意識の中、それでも光を求め続けて

鼓動に嘘をつくことは罪だと自分に言い聞かせて

がむしゃらにただ、今を色付けること

少しだけでもその温もりの傍に入れたら

きっとどんな顔も沢山見ることができるだろう





微熱が残るよ

今日も枕の世界

曖昧な記憶

幸せはその時だけ


小綺麗に着飾って

何とか誤魔化すだけ


誰かよりはマシだとか

とても小さなことで

勝ち誇りたくなる君に

悲しすぎて虚しくなる


必然の雨


脱け殻になった

自分に笑われているみたい

コマ切りの景色が

嘘にブレて

要らない理解に溶けた


そして、消えた





この声が君に届いたら



この声が君に届いたら


僕はきっと不安になるだろう



この声が君に届いたら


明日にまた期待してしまうから



だから



この声を君に届けるのは


すべての未来に委ねよう





小石を水に投げ込むように


無駄に時間を貪っていた



滑稽な表情の日常に


何も欲しくはなかったと嘘をついて



必死に繕う 越える術だけを求めて


誰かの所為にしたくはないから



絆と呼べる唯一無二が


晴天に輝く太陽のように



確かに存在したのなら


きっとこの運命にも抗えるだろう