春の訪れを告げる花である沈丁花は北海道にはないから、ずっと憧れの花でした。
出逢ったことのない人に想いを馳せるようにー。
東京に引っ越して暑い暑い夏を過ごし厳しい冬を越え。
春を迎えたある日 歩いていると、まるで香水のように、でも自然で強い花の香りのする通りに出た。
香りの元を探すもすぐに分からず。
歩道にずっと続いている低木の花がその主と分かった時、連れに思わず、観て!これが沈丁花なんだね!って。
当時は仕事から暮らしから初めてのことばかりで夢中で生きていて、その時東京で暮らし始めたんだ、とやっと実感が出てきた頃。
春はいつだって挑戦のとき。
また始める、始まる☆彡