(これは、本日2026年10月10日に書いた詩です。)
『人間の本質』
十月のよく晴れた空を見ながら、
人間の本質は何かについて考えた
マーコとアオくんは今日も仲良し、
共に、ノルディック柄のカーディガンに
ブルージーンズという格好だ
マーコとアオくんの二人は、
人間の本質は「憧れ」だと言い合った
でも、それが、
他のたくさんの人々にも賛同してもらえるとは
思っていなかった
人間の本質が「憧れ」だと言ってくれる仲間は
千人に一人、いや、
一万人に一人くらいだと考えていた
では、どんな言葉で表現すれば、
人間の本質を言い当てることができるんだろう
たとえば、「心」
たとえば、「感情」
たとえば、「思いやり」
たとえば、「愛」
このあたりの言葉は、多くの人が支持してくれそうだ
でも、現実を重要視する人々は、
「知」、「力」、「金」、「数」といった言葉を選ぶかもしれない
その他にも、
「徳」とか「理」とか「味」とか「性格」とか「情熱」など、
さまざまな言葉が思い当たる
「繁栄」とか「栄光」とか「勝利」という言葉を選ぶ人もいるだろう
アオくんは、
「人間の本質を表す言葉は年によって変動するんじゃないか」
と言った
マーコは、
「年ごとにランキングを作ったらどうかしら?」
と言った
いずれにせよ、
「人間の本質は憧れだ」
というマーコとアオくんの意見は少数派だろう
でも、それでいいんだ
マーコにはアオくんがいるし、
アオくんにはマーコという理解者がいるんだから・・・
著者・霧島葵(54歳)
著作年月日・2026年10月10日
(C)Aoi Kirishima.




