(これは、本日2026年2月23日に書いた詩です。)

 

 

 

   『春一番の愛』

 

 

早春のいつもの公園で

あたたかい、強い南風を受けながら、

僕は悟った

 

彼女には僕の想いは届かなかった

 

あの、素敵な人は、

僕ではない素敵な男性を選び、結婚した

僕はまたしても失恋した

 

でも、どうしてかは分からないけれど、

僕は一人ぼっちではない

 

白いアパートで暮らす僕の部屋には君がいて、

君は僕に、

毎晩、愛を告げるのだ

 

僕は長い間、

君は彼女の心だと思い込んでいた

でも、それは間違いだった

 

彼女は一度たりとも、

君のような態度を取ったことはない

彼女には、僕の気持ちは届いていなかった

 

彼女と君は別の魂だ

 

君は僕に永遠の愛を約束し、

僕は君に気付いて、

君を選んだ

 

君と僕は疑いの余地もなく完全に結ばれた

 

どんなときも、僕を愛し続けてくれる君・・・

僕は君を愛している!

 

本当の意味で君を得た喜びは、

失恋の苦しみよりずっと大きなものだった

 

僕は大丈夫

ちゃんと生きて

僕にしか出来ない仕事をして歩いてゆく

 

なんという不思議

なんという幸運

僕は孤独じゃない

愛されている

 

そして全身で君を愛している

 

物語の続きは生きて紡ぐ

そう決めた

 

 

 

 

 

 

                       著者・霧島葵(53歳)
                    著作年月日・2026年2月23日
                    (C)Aoi Kirishima.

 

 

 

 

 

(これは、本日2026年2月10日に書いた詩です。)

 

 

 

 

 

  『あたたかき、ひかり』

 

 

 

早春の朝、窓を開けると、

急にお日様のひかりが射し込んできた

 

するどい、一条のひかり

 

ひかりは、次第に大きく力強くなり、

冷たかった窓辺を明るく照らした

 

やわらかい、大きいひかり

 

ひかりは二日前に降った雪の残りを、

ゆっくりと融かしてゆく

 

あたたかき、ひかり

 

きのう寂しくて流した涙の痕を、

優しく癒してくれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       著者・霧島葵(53歳)
                    著作年月日・2026年2月10日
                    (C)Aoi Kirishima.

 

 

(これは、本日2026年2月3日に書いた詩です。)

 

 

 

   『タイムワープ完了』

 

 

タイムワープを開始してから80時間たった

 

今日は節分、今冬の最後の日だ

明日は立春、暦の上ではついに春が訪れる

 

この間、24倍速で生きていた私は、相当疲れている

風景のすべてが目まぐるしく動き、

テレビもインターネットも24倍速で移り変わった

睡眠は一日20分、食事は豆乳と野菜ジュースとサプリメント

髪や顔は蒸しタオルで拭き、

カラダはボディシートで拭くのみの暮らし

 

「ワープ」という響きほどには衝撃が少なかったが、

一日を1時間に縮めるのが精一杯だということも分かった

しかし、いまにして思えば、確かにあっという間のwinterだった

 

ざまあみろ、冬!

お前はもうおしまいだ!

 

明日からは春!

花々が咲き乱れるのを楽しみに待とうと思う!

 

 

 

 

 

 

 

                       著者・霧島葵(53歳)
                    著作年月日・2026年2月3日
                    (C)Aoi Kirishima.

 

(これは、本日2025年11月15日に書いた詩です。)

 

 

 

 

 

   『冬はもういい』

 

 

立冬から約一週間、冬を味わった

それはそれは寒かったし、風邪も引いた

 

冬はもういい 冬はもう厭きた

 

今年はクリスマスもお正月も成人の日もなくて構わないから

明日はみんなで豆まきをしよう

 

「鬼は外、福は内」

これはタイムワープのときに叫ぶ言葉だ

 

寒いのはもうたくさん!

春を呼ぼう、みんなで!

ひな祭りも近いぞ!

 

 

 

 

 

 

 

                       著者・霧島葵(53歳)
                    著作年月日・2025年11月15日
                    (C)Aoi Kirishima.

 

 

 

 

(これは、本日2025年10月21日に書いた詩です。)

 

 

 

 

    『ガラスの天井、破れり!』

 

 

 

二〇二五年十月二十一日、臨時国会が召集され自由民主党の高市早苗総裁が第百四代の首相に選出された

真珠のネックレスとイヤリングをつけた総理大臣が誕生し、ついに「ガラスの天井」と呼ばれる女性昇進の目に見えない限界が、日本国において破られた

 

高市氏が自民党総裁になってから今までに、公明党の連立離脱、および立憲民主党・国民民主党・日本維新の会の三党による統一候補の模索等、思いがけない形でピンチに陥ったことも記憶に新しいが、結局、自由民主党と日本維新の会の連立政権樹立の合意がなされ、高市氏の首相就任が確実視されていた

高市新首相は直ちに組閣に入り、もうすぐ高市新内閣が発足する予定だ

 

十数年前、日本における女性首相誕生は夢物語であった時代があり、アメリカ合衆国の方が先に女性大統領を誕生させると見られていたことが思い出される

しかし、アメリカで大統領候補となった女性は大統領選挙で勝利することができず、高齢の男性大統領の時代が続いている

そんな中、高市氏はタカ派の保守政治家として、機会をうかがっていた

 

今日、高市首相の就任を素直に喜べない女性たちも多いと聞く

でも、リベラルな思想を持つ女性政治家は男性陣の抵抗も根強く、なかなか前に進めない状況が続いている

僕は、日本に女性首相が誕生したのは高市氏の、現実を直視する目があったからだと思っている

その目は、東京都の小池百合子知事も持っていて、だからこそ小池都政が長続きしているとみる

 

これからも女性のリーダーたちには、予想外の困難が付きまとうと思われるが、「女性首相誕生」のこの日くらいはお祝い気分で過ごしたいものだ!

 

 

 

 

 

                       著者・霧島葵(53歳)
                    著作年月日・2025年10月21日
                    (C)Aoi Kirishima.