桐光学園松井投手、本当に感動をありがとう。
今日の第一試合で光星学院に惜敗してしまい、2年生の夏が終わった。

ずっと仕事で投げてるところを今日初めて観れた。
 今までの試合は熱闘甲子園でしか観れていなかったが、その表情は明らかに前の三試合とは違って疲れの色が見えた。昨日も140球以上の球を投げ、今日の第一試合も完投し、150球を投げて15奪三振を奪った。だが、残り二試合、最後までマウンドに立つことは出来なかった。
まだ、二年生だからとメディアは来年に期待を寄せるかもしれない。それはたしかに間違いないことだし、可能性はこれからも無限にある。が、今回大会に臨んだメンバーとはもう大会には臨めない。そこにドラマがあるし、そこに何か見えないパワーがあるんだと思う。それが毎年感動を観ている人々に与え続けるドラマだと思っている。
 今回バッテリーを組んだ、言わば、女房役の三年生キャッチャーはもう来年はいない。松井くんの投げる鋭いスライダーを後ろに溢さずに前で受け止めてくれる彼とは試合を出来ない。
もしかしたら、今年から新チームで組む女房はそういった安心感が生まれないかもしれない。もちろん、そんなことはなく、より大きくなってまた夏のマウンドに帰ってきてもらいたいが、それはやってみなければわからない。そこに感動がある。そこに意味があるからこそ、選手は全力であの灼熱の球場で白球を追いかけているんだと思う。
まだ、準々決勝。今からでも遅くはないと思う。その年にしか見れないドラマをみなさんも観てみませんか。

今日は出勤中にラジオを聴きながら試合終了を聴き、涙したそんな一日のスタートでした。



でわでは....