茂木健一郎が好きである。
彼の書いた本もまた好きである。

昨日、一度読み終えた「挑戦する脳」の二周目を読んでいるときにハッっと気づかされた。


自分は今オルタナティヴの中に身を置いているんだ!と。
今は何をやるにも初めてのことばかりである。そこに刺激があり、生きる活力が生まれるんだなと思っている。不安だったり、辛さだったり、楽しさだったり、嬉しさだったりがすべてが自分のすべてに反映する。それが一人で店を始めたことで感じることの出来るものであると毎日感じている。
何日か前に高校からの仲間と呑んでいる会話の中で飛び交っていたのは、連休がもう終わりだよ、とかもっと休みが欲しいなどのことだったのだが、羨ましいという感情がそのときは起こらなかった。きっとこの今の自分にではなく、何ヶ月か前の自分だったらその気持ちに共感していたんだと思う。
その時点で自分の成長を感じることが出来た。

今までは、よく会社の文句を言っていた。そして、アンチを言うばかりで何も得ることはなかった。
しかし、今は自分が会社であり、社員は自分だから文句を言えば、それは自分に対してだ。けれど、前を向いて進むしかないと思って、そして、プラスの材料を探しながら毎日を歩んでいる。それこそがオルタナティヴであり、未来を掴むためのもがきなんだと思わされた。

おれは今の自分になれて本当に良かったと思っている。
前の自分では、一生アンチのままだったと思う。

勇気を出して、ひとつ前に足を進めることが出来たからこそ、手に入れたオルタナティヴ。
これを逃したくない。これからも進むしかない。道程は困難だとしても一人しかいない。マイナスを受け止めるのも自分ひとりだが、プラスをすべて受け止められるのも自分ひとりだから。
この道の先に何が待っているかはわからないが、これからも踊り続けよう★


でわでは....