12月に入り、一段と寒くなりました。もうウルトラライトダウンでは厳しいですね。
こんな日は熱々スープのラーメンをいただきたいところですが、そこはグッと我慢。なぜなら、どうしても行きたいお店があるんです。
ということで東京・蒲田の「食事処 井戸屋」さんへ。
「食事処 井戸屋」さんは「京浜蒲田商店街の良心」「ザ・定食屋さん」などともいわれる、昔ながらの庶民派食堂です。
こちらのお店、まず驚くのが店頭のメニュー表。「日替わり定食(この日はポークのスタミナ焼きと温泉卵の定食)」が880円、「ポークしょうが焼き定食」が780円、「ロースかつ定食」が880円……更新されずに放ったらかしのWebサイトの情報かよっ!? と本気で思ったほど古き良き時代の日本の外食価格じゃあーりませんか。これはすごい。蚤の市で掘り出し物を見つけた時のようにときめきました。
しかも入口は段差なし。テーブル席もいくつかあるため、車いすのまま着席できました。やったぜー!
さて、希望通りテーブル席に通していただくと、さっと熱々の豆茶?が出てきました。外の寒さは骨まで染みていたのでこれは本当に嬉しい。一気に飲み干しました。
店内に入りまず感じたのが「匂い」。旅館の朝食を食べる部屋と同じ匂いがするぅ〜。なんか懐かしい。この匂い好き〜。
あらためてチェックするメニューは和・洋・中華と幅広く、揚げ物から焼き・煮魚、カレーライスまで定番のメニューが多数あります。
しかも、安いものはデフォルトで700円台から最も高い「ひれかつ定食」でも980円。ものによっては単品の小鉢をつけても千円札でお釣りがくるというコストパフォーマンスの高さ。大手資本のチェーン店ではなく個人店ですよ。これは神ですって。
それでは注文を。私はあれもこれも食べたいと悩みましたが「チキン唐揚げ定食」(780円)を「ごはん大盛」(80円)で注文。さらに「ほうれん草のおひたし」(180円)も追加。そこそこの贅沢のつもりでしたが、これで今時1,040円はすごい! の一言に尽きます。
昼営業は14時までのはずですが、13時半を過ぎても来店客が絶えません。地域住人や近隣で働く人たちに愛され、必要とされるオアシスなのでしょうね。
料理を待っていると、広めのテーブルが空いたらしく、店員さんに「広い席に移りますか?」と声をかけていただきました。「二人席で大丈夫です。ありがとうございます」と丁重にお断りしましたが、こういう申し出は本当に嬉しいです。
そしてまもなく……
チキン唐揚げ定食(ごはん大盛)&ほうれん草のおひたし、キターーー!! 空になった湯呑みにお茶のお代わりも注いでくれたし、それではいただきまーす!!
まずはごはんから。おおっ! デカい。幼児用のラーメン丼サイズの茶碗に白米がぎっしり詰まってるよ。400gはありそう。プラス80円でこの量は神だ!
次は味噌汁をひと口。おっ、しじみの味噌汁じゃん。こだわってるなぁ、いいねぇ。
ここでついにメインの唐揚げを1個。揚げたての熱々、衣はカリカリだ。これだけでも合格だよ。
味の方は下味が効いていてやや濃いめ。でもやり過ぎてはいない。おかずにもビールのお供にも合いそう。
同じ皿には切り干し大根も。味はやや濃いめ。いかにも手作りって感じでお店の個性を感じます。
柴漬けは口の中をさっぱりリセット。千切りキャベツもたっぷりで、ほうれん草はなくてもよかったかも? いや、栄養補給できてよかったか(笑)
途中、やたらと鼻を噛む私が目についたのか、店員さんが共用のティッシュのありかを教えてくれました。たくさんのお客さんがいる中、わずかな滞在時間にこれまでの気遣いの数々。接客もよかったです。
やや大きめの唐揚げが5個に、ごはんもたっぷり。お腹いっぱい大満足、食後しばらく余韻が残ったのは、味・ボリューム・コスパ・接客・雰囲気とどれも好印象だったからに違いありません。ぜひ近所にも欲しい食堂です。
次は日替わり定食か、評判の高いハンバーグ定食かな? 全盲でもいけるなら骨を取り除きながらのサバ味噌やサバ塩も食べてみたいですね。
心が豊かになるお店との出会いに感謝! これからも蒲田の貴重な景色としてずっと残ってほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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©️2025 Koichiro















