妄想ワンピース 第2話 その男麦わらのルフィ | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

叫んだ後冷静に考えた


開発「一体なにが」


冷静に考えても今の状況を整理できる筈もなかった


?「うわーーー」


遠くからこちらに向かってくる声が聞こえてきた


開発「今度は何だ!!」


振り向くと目の前に樽が迫っていた


開発「どわー」


俺は緊急回避した


開発「たく何なんだ次から次へと」


?「そこの方大丈夫ですか?」


メガネを掛けた金髪のいかにも気の弱そうな少年がこちらにきた


開発「こっちは大丈夫」


?「ははは」


すると樽から笑い声が聞こえてきた


開発「今度はなんだ!?」


?「お前面白えな」


振り向くとタルから麦わら帽子を被った俺と同い年位の少年が顔を出していた


開発「ルフィ?」


ルフィ「ん?なんだ?お前なんで俺の事事知ってるんだ?」


そこにいたのは漫画に登場した主人公モンキー・D・ルフィだった


開発「いやそれは(漫画で読んだなんて言えない)」


ルフィ「まあいいか」


開発「いいのかよ(漫画通りの能天気ぶり)俺は聡」


ルフィ「よろしくな聡」


能天気に笑っていた


開発「よく笑ってられるな、ここが何処かもわからないのに」


?「この海岸は海賊金棒のアルビダ様の休息地です」


開発「君は?」


様と言い方に引っ掛かりつつも質問を優先した


?「僕はその海賊船の雑用係コビーと言います」


ルフィ「ふーんそうか実はどうでもいいんだけどなそんな事」


開発「いやよくねえよ」


ルフィ「あっそうだ小舟とかねェかな俺の奴渦巻きにのまれちゃって」


一話の最後の場面を思い出した


開発「もしかしてだけど小舟で大海原に出たの?」


ルフィ「勿論だ」


開発「よく生きてたな」


ルフィ「あれはびっくりした」


開発「びっくりどころじゃねえわ。馬鹿だろお前」


コビー「あのー小舟ならない事もないですが」


コビーついていくと


ルフィ「なんだこりゃ棺桶か」


開発「失礼だろ(確かにボロいけど)」


オンボロの小舟があった


コビー「いいんですよ。本当の事ですから、2年掛けてコツコツと」


開発「2年!?いやそんなのあげちゃだめだよ」


コビー「いいんです。この船はここから逃げ出したくて造ったんですが、結局僕にはそんな勇気ないし…どうせ一生雑用の運命なんです。一応…本当はやりたい事あるんですけど」


ルフィ「じゃあ逃げればいいじゃねえか、これで」


コビー「無理ですよ。ムリムリムリもしアルビダ様に見つかったらって考えると足がすくんで…!?恐くてとても」


開発「そんなに!?」


コビー「そう…あれが運命の日でした。僕はただ釣りに行こうとしただけなのに間違って乗り込んでしまったのがなんと海賊船」


開発「そんな間違えある!?」


コビー「あれから2年殺さない代わりに航海士兼雑用係として働けと!?」


ルフィ「お前ドジで馬鹿だなー」


開発「はっきり言うなよ」


ルフィ「その上根性なさそうだしなー俺お前嫌いだなー」


開発「止まらねえな」


コビーはズーンと沈んでしまった


コビー「いいんですよ。その通りですから僕にもタルで海を漂流する位の度胸があれば」


開発「それは流石に俺にもないよ。でルフィは何で海に?」


ルフィ「俺はさ海賊王になるんだ」


開発(そういえばそうだった)


コビー「海賊王ってゆうのはこの世の全てを手に入れた者の称号ですよ。つまり富と名声と力の一つなぎの大秘宝…あの「ワンピース」を目指すって事ですよ。死にますよ!?世界中の海賊がその宝を狙ってるんです」


ルフィ「俺も狙う」


開発「軽々と言うな」


コビー「無理です!!絶対無理!!ムリムリムリ無理に決まってます。海賊王なんてこの大航海時代の頂点に立つなんて出来るわけないですよ!!ムリムリムリ」


すると


コビー「痛い!!どうして殴るんですか!?」


ルフィ「何となくだ!!」


開発「何と無くで殴るな」


ルフィ「俺は死んでもいいんだ。俺がなるって決めたんだから、その為に戦って死ぬんなら別にいい」


開発(コイツ能天気だけど…)


ルフィ「聡やっぱ難しいのかな」


開発「俺に聞くなよ」


コビー「やれるでしょうか?」


開&ル「?」


コビー「僕でも海軍に入れるでしょうか?」


開&ル「海軍?」


コビー「ルフィさんとは敵ですけど!!海軍に入って偉くなって悪い奴を取り締るのが僕の夢なんです!!小さい頃からの」


コビーは涙ながらに魂の声を発した


コビー「やれるでしょうか?」


ルフィ「そんなの知らねえよ」


コビー「いえやりますよ!!!どうせ此の儘雑用で一生を終える位なら!!」


開発「コビー」


ルフィの想いがコビーを変えた


コビー「海軍に入る為命を掛けてここから逃げ出すんです!!そしてアルビダ様…アルビダだって捕まえて…」


開発「危ないコビー」


俺はコビー襟を掴んで後ろに下がった


アルビダ「誰を捕まえるってコビー」


コビー「うわー」


金棒が振り下ろされコビーの小舟は粉々になった


アルビダ「この私から逃げられると思ってるのかい!?」


太った女が立ち塞がった


開発(コイツがアルビダ)


アルビダ「そいつらかい。お前の雇った賞金稼ぎってのは…ロロノアゾロじゃなさそうだねえ。最期に聞いてやろうか…この海で美しいものは何だい?コビー!!」


コビー「それは勿論…」


ルフィ「誰だこのイカついおばさん」


開発「馬鹿野郎」


絶対まずい発言をしやがった


コビー「ルフィさん訂正して下さい!!この方はこの海で一番…一番イカついクソババアです」


開発「コビー」


コビー我に帰った


アルビダ「このガキャー」


コビー「ああー」


アルビダ「お前らやっちまいなー」


アルビダ戦闘員「うおお」


掛け声に合わせてこちらに向かってきた


開発「仕方ないなー。下がったろコビー」


練習用薙刀を取り出した


開発「乱麻」


周りにいた雑魚を殴り飛ばした


開発「うまくいった(前より強くなってる!?」


ルフィ「うおおーやるじゃねえか」


アルビダ「まずはお前から死ねえ」


開発「流石にこれは」


どが


開発「!?ルフィ」


ルフィが金棒を頭から受けていた


開発「そっかルフィは」


ルフィ「効かないねえ!ゴムだから」


アルビダ「そんな馬鹿な!!私の金棒が」


ルフィ「ゴムゴムの」


ルフィの腕はゴムのように後ろに伸びていた


ルフィ「銃」


アルビダは殴り飛ばされて気を失った


アルビダ船員「手が伸びたぞ。お頭アルビダ様が負けた!!!化け物だ」


ルフィ「コビーに一隻小舟をやれ!此奴は海軍に入るんだ!!黙っていかせろ」


こうして俺達は小舟を手に入れ島を脱した


開発「ゴムゴムの実?」


コビー「悪魔の実ですよ」


開発「でルフィこれからどうするだ」


ルフィ「グランドラインに入るんだ」


開発「グランドライン?」


コビー「グランドラインは海賊の墓場とも呼ばれている場所です」


開発「やばそうだな」


ルフィ「だから強い仲間がいるだ。早速一人ゲットしたけどな」


ルフィは俺を見た


開発「いや俺はやらないぞ。海賊は」


ルフィ「いやーよかったー!!」


開発「聞け!!たくでまずは次の目的地がコビーの行く海岸基地か」


ルフィ「そこで仲間にしたいやつがいるんだ」


開発「仲間にしたいやつ!?」


コビー「もしかしてロロノアゾロですか?」


開発「確かアルビダがそんな事言ってたな」


コビー「その人海軍基地で捕まってます」


開発「は?もしかして」


ルフィ「海軍基地に向かうぞ」


開発「大馬鹿野郎!!」


先行きが不安だ


第2話 完