妄想ブラックブレッド 第5話 迷いの果てに | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

2日後

事務所

開発「すいません」

2日前

将監「何だ?ガキ共」

夏世「威圧しないで下さい」

大男と延珠ちゃんより少し背の高い女の子が現れた

開発「民警の方ですか!?」

将監「お前一般人か!?何でそれが」

延珠「頼む!蓮太郎が大変なのだ」

将監「成程あのガキのイニシエーターか何でそれがあのガキは」

開発「蓮太郎さんを助けて下さい」

俺は地べたに頭を擦り付けて頼んだ

夏世「わかりました。救援隊を呼びます、ここで待っていて下さい」

将監「結局足手纏いのガキだったな」

将監さんと夏世ちゃんに協力してもらい、蓮太郎さんは発見され病院に運び込まれ手術をして無事に終わり今は蓮太郎さんの回復を祈るばかりだった

木更「貴方のせいではないわ、延珠ちゃんを助けてくれて有難う」

開発「お礼を貰える資格なんかないです」

木更「そんな事はないわ、貴方が延珠ちゃんを連れて逃げてくれなかったら」

開発「俺は逃げるしか出来ないですから」

木更「大したものよ、あの男に遭遇してから逃げ切ったんだもの」

開発「それって」

木更「蛭子影胤と遭遇したのね」

開発「!?」

その名を聞いて俺の体から汗が出た

木更「先刻、聖天子側から彼等の情報を寄越したわ」

開発「それ俺が聞いていい奴ですか?」

木更「基本口外してはいけない事よ、けど貴方は彼と遭遇して命を脅かされた十分に聞く権利があるわ、聞かない権利もあるけど」

開発「教えて下さい彼等は何者ですか?あの伊熊将監さんもそうですけど蛭子は別次元です」

木更「聖天子側の情報によるとプロモーター蛭子影胤、彼は十年前政府系の病院から関係者を殺して脱走、戦後の混乱期のどさくさで名前を変えて、民警になったらしいわ、彼の出す斥力フィールドはステージIV迄のガストレアの攻撃に耐えうる謂わば最強の盾、イニシエーターは蛭子小比奈、モデルマンティスつまり蟷螂のガストレア因子を持ってるイニシエーターで刃渡がある程度ある刀剣を持たせると無類の強さを誇るそうよ」

開発「俺そんなのと斬り結んだんですか?」

木更「一般人の貴方が死なずに五体満足で過ごせているのが不思議でならないわ」

開発「同意見です、反則過ぎる何とかフィールドとか俺ホント強運なのか凶運なのかわからないですね」

恐怖で震え肘を抑え震える自分を抑え、何故か笑みが零れた

木更「このペアは問題行動が多過ぎてライセンス停止処分にされた」

開発「でしょうね」

木更「開発君はIP序列は知ってるかしら?」

開発「強さに応じて並べられる奴でしたっけ?」

木更「彼等の処分時のIP序列は134位」

開発「!!」

衝撃が走った

開発「嘘ですよ、それなら全滅じゃないですか?俺なんか瞬殺で、手加減してあれって」

震え上がり汗で服は濡れていた

開発「何でそんな奴を野放しに」

木更「新人類創造計画は存在しない計画、故に存在しない兵士は脱走出来ないですって、笑えたわ」

開発「笑えないですよ」

木更「蛭子影胤達は現在『七星の遺産』を奪ってモノリスの外『未踏査領域』に逃走、今政府主導で大規模な追撃作戦が」

木更さんの携帯が鳴った

開発「どうぞ」

木更「もしもし、わかりました、開発君話があるそうよ」

開発「俺に?誰が!?」

画面には聖天子様と表示されていた

聖天子(スマホ)「初めまして開発さん聞こえますか?」

開発「聞こえてますよ、驚きです、聖天子様直々にとは、で一般市民である俺に何の御用でしょうか?」

聖天子(スマホ)「私は貴方には嫌われている様ですね」

開発「政府を嫌う国民は珍しくもないと思いますが、用件は?」

聖天子(スマホ)「もう間も無く蛭子影胤追撃作戦が決定致します、それに多数の民警が参加する史上最大の作戦です」

開発「それを唯の国民に話してどうするおつもりですか?」

聖天子(スマホ)「貴方にこの作戦に加わって欲しいのです」

俺は絶句した

開発「何かと思えば民警は世迷言を言うのが御趣味の集団なのか?戦に百姓が加わると言う話を聞くがそれがあんな化物相手に通用するなんて思ってるのか!?何の力も持たない役立たずだぞ」

聖天子(スマホ)「貴方の戦いぶりは聞き及んでおります、その場に応じた戦闘センスと判断力、あの蛭子影胤からも逃げ切った」

開発「それは蓮太郎さんや延珠ちゃんが居たからだ、俺なんか居たら足手纏いになる」

聖天子(スマホ)「では貴方の住む東京エリアが壊滅してもいいんですね?」

開発「それは一体!?蛭子影胤が逃げただけじゃ」

聖天子(スマホ)「蛭子影胤は奪い去った『七星の遺産』で呼び寄せるつもりなのです、世界を滅ぼすあの災厄をステージV」

開発「!!」

聖天子(スマホ)「ガストレアの完全体『ステージIV』を凌駕する、世界を滅ぼした11体のガストレア『ステージV』又の名を『ゾディアックガストレア』蛭子影胤の奪った『七星の遺産』はその内の一体を呼び寄せる触媒なのです、この情報は蛭子影胤逃走時にマスコミ弊社へリークされる寸前で報道規制を敷きました、政府内部に混乱を起こそうとする不穏分子を抑える為です、東京は壊滅します」

俺は言葉を失った

聖天子(スマホ)「貴方は呪われた子供達を見たそうですね」

開発「!!」

聖天子(スマホ)「貴方はあれを見て貴方の平和の意味を知った、己の弱さに嫌気が刺した」

開発「…」

聖天子(スマホ)「それを知っても尚守られたいですか?」

開発「時間を貰う、猶予を貰う権利はある筈だ、あんた達の都合通り動くは癪だ、これは俺があんたらに対する唯一の細やかな反逆だ」

聖天子(スマホ)「わかりました、良い返事をお待ちしています」

携帯は切られた

木更「開発君」

開発「そんな顔しないで下さいよ、俺自身で選択するだけですから、守る存在になるのか守られる存在のままでいるか、取敢えず帰って延珠ちゃんのご飯作らなきゃ」 

事務所を後にした

延珠ちゃんを僕の自宅で預り面倒を見ていた

開発「只今」

延珠「聡ー!!」

開発「はが」

延珠ちゃんのヘッドダイビング➕それによるヘッドバッドで金的つまり

開発(痛い)

その場で蹲った

延珠「すまない聡、大事な所に撫でるか?」

開発「それをされたら社会的に落ち込む、でもどうしたの?」

延珠「ん?」

開発「それあの時の鞄壊れたんじゃ」

延珠「聡が木更の所に行ってる間に玄関先に置いてあった、誰かが直してくれたのだ…手紙も」

開発「「お仕事頑張ってね」これ」

延珠「まだ妾の友達はいるのだ」

開発「ふっ」

延珠「聡?」

開発「やっぱ延珠ちゃんはそうやって笑ってる方が可愛い」

延珠「えっ」

開発「その笑顔蓮太郎さんに見せてあげようよ、絶対に蓮太郎さんは助かる」

延珠「聡」

開発「多分蓮太郎さんは落ち込むと思うから逆に延珠ちゃんの元気な姿を蓮太郎さん見せつけて元気にしよ」

延珠「聡の言う通りだ、全く聡は危険じゃのう、ちょっと蓮太郎から聡に傾きそうじゃった」

開発「それは残念、さてご飯にしよっか、元気な体は先ずはご飯からだからね」

買ってきた食材を台所に並べた

延珠「!!聡!!それはなんじゃ」

開発「これはお肉だよ」

延珠「何の?」

開発「牛肉だよ、すき焼きにしようと思って」

延珠「すき焼き!!すき焼きって肉が入るのか蓮太郎はいつももやしを」

開発「何その悲しいすき焼き、兎に角元気を出すなら美味しい物食べなきゃ」

延珠「聡ー」

延珠ちゃんが腰に抱きついてきた

開発「ちょっ」

不思議と吐気はなかった

延珠「聡有難う」

開発「ふふ」

暫くして

延珠「美味しかった」

開発「お粗末様、抑制剤打たなきゃね」

延珠「そうじゃな」

木更さんに説明された通り抑制剤を打った

開発「さて薬も打ったしお風呂も入ったゆっくり寝ないとね」

延珠「聡」

開発「ん?」

延珠「有難うなのじゃ」

開発「何さ改って」

延珠「聡は私に対しても外周区の子供の為に涙を流してくれた、妾いや妾達の為に」

開発「そんな大層なものじゃないよ、これは何というか罪滅ぼしみたいなものだからさっそろそろ寝よ」

延珠「聡、蓮太郎には少し申し訳ないが聡にならお礼も兼ねて妾を」

開発「お休みー」

俺は危険を察知して電気を消して布団に入った

延珠「貴様ー」

延珠ちゃんは俺に襲いかかってきた

開発「延珠ちゃん!!」

延珠「蓮太郎といい聡といい淑女の誘いを蔑ろにしおって」

開発「やめ延珠ちゃん」

延珠「罪をその体で知るが良い」

開発「いやーーー」

暫くして

開発「ぐすん」

色々された

延珠「すーすー」

翌日

延珠「聡行こう。見舞いじゃ」

開発「そうだね」

蓮太郎さんのお見舞いに向かった

延珠「木更」

木更「開発君、延珠ちゃん」

開発「木更さん蓮太郎さんのお見舞いですか?」

木更「ええ」

延珠「あのな、木更、聡が高いプリンを買ってきてくれたのだ」

開発「蓮太郎さんプリン好きだといいんですけど」

木更「きっと喜ぶわ」

延珠「それに昨日は私の為にすき焼きを」

木更「すき焼き!!」

開発「景気付けにと」

木更「何で呼んでくれなかったの」

開発「木更さんお嬢様と聞いていたので」

木更「うちは万年赤字続きなの」

開発「そういえば初めてお会いした時もやしがどうとか言ってましたね」

延珠「それにの聡は可愛いんじゃぞ」

木更「可愛い?どんな風に?」

延珠「凄く可愛い声を出して泣くし」

開発「延珠ちゃんその話は」

木更「もしもし警察」

開発「待って木更さん」

木更「後私を誘わずに」

開発「どんだけ恨み持ってるの!?わかりましたよ、今度皆ですき焼きやりましょ、蓮太郎さんも入れて」

木&延「やったあ」

開発「尊敬しますよ、蓮太郎さん」

俺は木更さんと延珠ちゃんと共に見舞いにいった

蓮太郎「ってえええ」

病室から叫び声が聞こえてきた

開発「今の声」

木更「里見君…」

延珠「蓮太郎!!」

蓮太郎「があああ」

延珠ちゃんは蓮太郎さんに飛びついた

蓮太郎「延珠痛えんだよ!!早くどけ!」

延珠「嫌だ」

木更「里見君」

開発「大目に見てあげて下さいよ、延珠ちゃん頑張りましたから」

木更「お帰りなさい」

蓮太郎さんの意識が回復した

蓮太郎「上手いなこれ」

開発「俺のバイト先の奴で喜んで頂けて良かったです」

蓮太郎「俺はどれ位寝てた?」

木更「丸一日と3時間位、大手術だったわ、医者も匙を投げかけたそうよ、でも君は生きる事を諦めなかった、偉いわ」

開発(蓮太郎さん…)

蓮太郎「にしても聡は凄えな」

開発「何がですか?(俺の事なんていいから延珠ちゃんに)」

蓮太郎「俺が死にかけてたのに脱臼だけで」

開発「俺はすぐに下がれたんで」

延珠「うう」

延珠ちゃんは恨めしそうに視線を送りながら林檎を食べていた

開発「延珠ちゃんあれ見せてあげれば」

延珠「そうだった」

蓮太郎「なんだよ」

延珠「ああ家だ」

開発「タクシー捕まえようか?」

延珠「心配するな、妾の脚ならばあっという間だ、ではな!」

延珠ちゃんはバタバタと病室を出て行った

蓮太郎「聡、延珠の事有難うな」

開発「俺全く役に立ってませんよ」

蓮太郎「何言ってんだよ、お前が居なかったら延珠は逃げれなかったんだ、凄いよお前延珠を連れて蛭子から逃げ切ってそれで延珠を立ち直らせてくれて」

木更「私からも謝罪させてもらうわ」

蓮太郎さんと木更さんは頭を下げた

開発「頭上げて下さい、本当に大した事してないんですから、でも本当に延珠ちゃん元気になってくれて良かったです、蓮太郎さんが寝てる間食事も睡眠も取らなくて俺が必死に説得してやっとそれが彼処迄回復してくれました」

蓮太郎「俺はどうやって助かったんだ」

開発「席外しますね」

売店に行き色々物色していた

開発「ジュースでも持って行くか」

人数分買って病室に戻る

開発「あれ?」

延珠「蓮太郎!!あれ?聡蓮太郎は?」

開発「売店から戻ってきたら居なくて、屋上かな?」

延珠「まさか彼奴木更に如何わしい事を」

開発「違うと思うけど」

延珠「行くぞ聡!!」

開発「ちょっと」

延珠ちゃんに手を引かれ屋上へと向かった

木更「君に出来るの…?」

開&延「!!」

木更「彼奴を倒せるっていうの?里見君死んじゃったらお終いなのよ?」

開発「延珠ちゃん!?」

延珠「全く!病室にいないと思ったらがこんな所でイチャイチャしおって」

蓮太郎「延珠!?」

延珠「何か木更と如何わしい事でもしてたんじゃないだろうな」

開発「延珠ちゃん声でかい問題になるからそれより蓮太郎さんにほら」

蓮太郎「それ」

延珠「妾の鞄だ、聡が出掛けてる時に玄関先に置いてあった、誰かが直してくれたのだ、手紙が入ってた」

蓮太郎「汚ねえなあ」

開発「読んで見て下さい」

蓮太郎さんは言葉を失った

延珠「妾は頑張る!今度こそケースを取り返して皆を守るのだ、蓮太郎妾はいつでもいけるぞ、じゃあ鞄置いて来るからな」

開発「怪我しないようにって行っちゃった」

蓮太郎「さ」

開発「やっぱり子供の笑顔っていいですね、凄く癒される、正直今でも俺はこの世界が嫌いです、子供と接して吐き気がする事はあるけど、俺やっぱり好きなんですよ子供、でもガストレアに人間が滅されればいいっていう考えは変わらない、けどそれで延珠ちゃん達を子供達を失う訳にはいきません、俺はあの子達を守る、この命を引き換えても」

蓮太郎「聡」

木更「開発君」

開発「木更さん聖天子様に連絡して下さい、最大限の支援をしろとね、金に糸目をつけたら殺す」

木更「貴方」

蓮太郎「ついでに俺も頼む」

木更「里見君、開発君」

開発「死ぬつもりはありませんよ、約束したじゃないですか!?皆ですき焼きパーティーやろって」

蓮太郎「おい何だその話!?」

開発「延珠ちゃんに食べさせた事が木更さんにバレたら集られて」

木更「集るなんて酷いわ!!」

蓮太郎「奢ってくれるのか?」

開発「割り勘に決まってるでしょ、遺産を回収したら百億でしょ、吐く程食べましょうよ、外周区の子達も呼んできっと滅茶苦茶美味いですよ」

蓮太郎「いいな、それ」

木更「このおばか達、良いわ、交渉なら任せない、良い支援をさせるわ」

開発「期待してますよ」

木更「二人共」

開&蓮「?」

木更「いってらっしゃい」

病院

菫「腹は決まったらしいな、開発聡」

開発「はい」

菫「持って行くと良い聖天子様がいっぱいくれたぞ」

開発「バラニウム性の刀バラニウム性の弓矢、バラニウム弾仕様のM10と拳銃、手甲、RPGで初期からこれなら十分過ぎますよ」

蓮太郎「俺も十分過ぎる」

菫「因みにそれは私からの餞別だ、取っておけ」

菫先生は蓮太郎さんに何かを投げ渡した

開発「注射器?」

菫「AGV試験薬、と言えばわかるか?」

蓮太郎「!使えるのか!?」

菫「出来れば使うな」

開発「これは危険な物なんですか?」

菫「だから成る可く使わせないでくれ君達がいなくなるとこの地下室の訪問客が減って困るんだ、里見君、一ついいか?十年前ガストレアが人類を駆逐し始めたあの日から、私の世界は激変した、千言万語を尽くしても、あの地獄を表現するには圧倒的に足りない、だが例えそうだとしても、私が君にやった事は許される事ではないだろう、私はあの時常軌を逸していた…ッ君に対する謝罪の言葉が見つからないんだ」

開発(この人も)

蓮太郎「ねえよ、俺はあの日から一度だって先生を恨んだ事なんてねえ」

蓮太郎さんはサムズアップをした

蓮太郎「アイルビーバック」

開&菫「?」

蓮太郎「だから…あいるびーばっく!」

菫「あははは」

開発「蓮太郎さん寒過ぎです」

蓮太郎「煩え」

開発「第一それを最後に言って溶鉱炉の中に沈んだじゃないですか!!」

蓮太郎「そうだっけか」

開発「何自分で死亡フラグを打ち立ててるんですか?俺別行動するので」

蓮太郎「てめえ」

菫「死ぬんじゃないぞ、二人共」

開発「勿論です、終わったら皆ですき焼きパーティーしましょ、百億使って」

菫「楽しみにしてる」

蓮太郎「聡のそれも死亡フラグじゃ」

開発「こういうのは気にしたら負けなんですよ」

蓮太郎「なら俺も」

開発「蓮太郎さんのは死亡フラグです」

現場へと向かった

将監「よう役立た」

開発「その節は有難う御座いました」

将監「お前一般人迄」

蓮太郎「俺を助けてくれたんだってな、聡から聞いたよ、有難う借りができたな」

将監「足手纏いってわかってんならさっさと帰り」

開&蓮「それは出来ません」&「それは出来ねえ」

将監「てめ」

夏世「将監さん」

将監「ああ!?」

開発「夏世ちゃんだったよね、あの時は有難う」

夏世「いえ」

開発「今度お礼するよ」

夏世「期待していいんですか?」

開発「勿論」

夏世「そろそろ出発の時間です」

将監「おいてめえら、今度足引っ張りやがったら」

延珠「おい、聡」

開発「何?延珠ちゃん」

延珠「お前今あの女をデートに」

開発「いや違うよ!!今のは単に」

蓮太郎「行こう、延珠、聡東京エリアを俺達で救うぞ」

俺達は迷いながら戦地へと向かった

第5話 迷いの果てに 完