妄想魔法陣グルグル 第6章キタの町2 | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

開発「考え直す気は無いの?」


ザザ「大丈夫ですよ」

開発「根拠は?」

ザザ「こう見えても僕は攻撃魔法が使える!(様な気がする)」

ミグ「私は実は華麗な武術が得意!(だったらいいなと思っている)」

トマ「僕は立派な僧侶!(になるかも)」

開発「お願いだから帰って!!」

ザザ「どんな魔物が現れても」

開発「これは遊びじゃ」

ザザ、ミグ、トマが動きを止めた

キタ町長「どこへ行くんだザザ!ミグ!」

トマ祖父「トマッ何しとるんじゃ!」

ザザ「パパ」

ニ&ク「えーっ」

開発「親子だったんだね」

キタ町長「如何にも」

トマ祖父「初めまして勇者様…トマの祖父です」

キタ町長「お前達どうせ山に行きたいとか何とかいっとるんじゃろ」

ザ&ミ「ダメ?」

キタ町長「いかーん、山はとても恐ろしいところじゃぞ」

トマ祖父「そう、態々死にに行くようなもんだ」

開発「確かにおじさん達の言う通りだね」

ザザ「そんな事言ったらさあ勇者様だって危ないじゃん」

ミグ「そーよ、勇者様は死んでもいいの?」

キタ町長「またそんな屁理屈を!勇者様は修行しているから幾ら死んでも大丈夫なんだ」

ニケ「それはちょっと」

開発「理由が酷過ぎる」

キタ町長「見てなさい、」

町長大きなハンマーを振り上げた

ククリ「勇者様を殴るなんてダメ!!」

キタ町長「そうでしたな、こりゃ失礼」

開発「はあ、良かった」

ニケ「助かったよ、ククリ」

ニケはククリちゃんのスカートに顔を突っ込んでいた

ククリ「いやー」

開発「ニケー!!」

ククリちゃんはニケ君に痛恨の一撃を与えた

ククリ「大変!頭を強く打ってるわ、何か冷やす物を!」

開発「ククリちゃん」

出発前から頭を抱えた

ミグ「きゃー」

ザザ「魔物だー」

開発「下がって」

俺はナイフを構えた

ライライ「やめた方がいいぞ、俺はノコギリ山の副隊長ライライ」

開発(そうなると勝つのは厳しそうだな)

ライライ「勇者を出してもらおう」

ザザ「勇者!?」

ライライ「そうだ、昨日タテジワネズミを倒したやろーだ」

ザザ「パパ!」

キタ町長「うん…勇者様は今気絶している!教えてはならんぞ!」

ザザ「俺山に行くのはやめようと思うんだ」

キタ町長「その話は後だ、勇者などここにはおらんぞ!」

ライライ「ほーうシラを切るつもりだな、」

キタキタおやじ「待てっ!儂が勇者だ!儂を連れて行け」

開発「昨日の!?えっと何だっけ?」

トマ「キタキタ踊りのおやじですよ」

開発「いたねえ、そんなの」

キタキタおやじ「皆さん!魔物が私の踊りに見とれている隙に」

ライライ「見とれるか!?えーい予定変更だ、なら女の子を人質として連れて行くぞ」

ククリ「きゃー」

ミグ「やーん」

開発「ククリちゃんミグちゃん」

再びナイフを構える

ライライ「やめておけ、武器を捨ててお前も来い」

開発「何で俺も?」

ライライ「この場にいる女の子は皆連れて行く」

開発「…」

ナイフを捨てた

ライライ「いいだろ」

ライライに掴まれた

ライライ「山に来なければ此奴等の命はないと伝えろ」

キタキタおやじ「うわー」

ミグちゃんがキタキタおやじの脛を掴んで一緒に連れていかれた

第6章 キタの町2 完