妄想魔法陣グルグル 第2章コーダイ城 | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

俺達はジミナ村を旅立ち勇者を募集しているコーダイ城へ向かっていた


ククリ「あっという間」

開発「隣だからね」

到着

ククリ「これがコーダイ城」

ニケ「そーみたい」

ククリ「でっ…かぁーい!!」

開発「ザ城だね」

ククリ「こんな大きい城に住んでるなんて王様って巨人なのね!」

開発「違うよ、ククリちゃん、さてとすいません、門番さん立て札を見てきたんですけど」

門番「ならこの先に…あれはお前の連れか?」

開発「えっ」

ニケ「まずは観光記念の落書き」

ククリ「はい!勇者様」

開発「お前らは修学旅行生か!?」

連れ戻した

開発「すいませんでした」

無理矢理頭を下げさせた

門番「この部屋で待ちなさい」

扉が開かれた

ニケ「これは…仮装大会ですか?」

開発「どうみても勇者志願者でしょ(流石はゲームの世界)」

ニケ「あれ?ククリは?」

開発「えっどこに?」

ククリ「勇者様!!聡君ここ空いてるわよ!勇者様聡君早くー」

志願者A「彼奴が勇者」

志願者B「まさか…勇者は俺だ!」

ククリ「もー何やってんのよ、勇者様は勇者様」

志願者一同「はーい」

ククリ「ゴツい顔の嵐」

開発「ほらっククリちゃん離れちゃダメだよ」

ククリちゃんの手を引き連れてきた

ククリ「はーい」

コーダイ兵士「王様の御成」

ウルガ13世「諸君よくぞこのコーダイ城に集ってくれた、諸君等も承知の通りこの世は2つの世界の均衡でなりたっておる、1つは現実世界、そしてもう一つは魔法世界じゃ!」

開発「ククリちゃん寝るのは!!ぬわ」

倒れてきたククリちゃんを受け止めた

開発「御免なさい」

ニケ「すいません」

開発「ダメだよ。ククリちゃん居眠りは」

ククリ「堅い話は苦手」

開発「頑張ろう」

ククリ「うん」

ニケ「保護者だな」

しかし

ククリ「あははは」

ククリちゃんは突然笑い出した

開発「ククリちゃん」

ニケ「何やってるんだー」

ククリ「私…」

開発「もう少し我慢を!?」

剣が振り下ろされた

開発「なんのつもり?いきなり刃を向けるなんて」

受け止めた

ゲイル「くっ」

ニケ「聡!?」

開発「大丈夫、此奴大した事ないよ」

ゲイル「生意気な事を」

ククリ「聡君凄い」

ニケ「白刃どりってやつか」

白刃どりを習得

エナ「やめてゲイル落ち着いて」

ゲイル「取敢えず剣から手を離せ」

開発「冷静になるって誓うならね」

一旦離した

ククリ「このお方は勇者なのよ」

ゲイル「ならば何方が勇者か勝負だ」

ククリ「望む所よ」

ウルガ13世「いいだろう、見せてみろ」

ゲイル「行くぞ」

ニケ「よっと」

ヒラリとかわし

ゲイル「ぐは」

ゲイルは柱に頭をぶつけた

開発「やるね、ニケ」

ニケ「父ちゃんに鍛えられたからな」

ゲイル「解せぬ…解せぬぞ、勇者ならばその証を」

ウルガ13世「ならば確認しよう「箱」を持て」

センスの悪い柄の箱を持ってきた

ウルガ13世「これは「ランヤランカ」という勇者を調べる為の不思議な箱じゃ、この中には魔術師によって吹き込まれた具象期待という気体が入っておる、手を入れた者に合わせて「具象気体」は姿を変えるのじゃなく」

ゲイル「俺からやろう」

ウルガ13世「勇者ならば剣を取り出される」

ゲイル「それ」

日曜夕方にみるあれが出てきた

開発「ああジャンケン」

ニケ「次俺か」

開発「!!」

ウルガ13世「これは剣じゃとてつもない剣じゃ」

木の根っこの様な剣が現れた

開発「ニケ」

ククリ「勇者様」

ウルガ13世「これは」

神官「あの少年は未知の力を秘めています、光のエネルギーか或いは闇のエネルギーを」

ウルガ13世「闇の世界!?そんな者を勇者と認める訳には」

神官「魔王ギリも闇の世界のエネルギーを使うのですよ」

ウルガ13世「危険な賭けじゃが勇者じゃ、御主が勇者じゃー」

開発「俺も引いてみよ」

手を入れて引き出すと

開発「!?えっ?何これ」

ウルガ13世「なんじゃこれは」

ニケ「黒い盾」

開発「何これ」

神官「恐らく盾は守護者を意味します、恐らくは闇の守護者」

ウルガ13世「何と」

俺は闇の守護者になった

第2章 コーダイ城 完